2022.01.09
2022.07.02
2023.05.24
情報化社会やグローバル化が進展し、多様な情報や意見が容易にアクセスできるようになった近年。このような環境では単なる知識の習得だけではなく、思考力や判断力、表現力といったスキルが求められる。将来の社会で生き抜くために重要なこれらのスキルは、小学生の新学習指導要領でも育成が掲げられている。
そんな「思考力、判断力、表現力」を高められるとして注目されているのが「アート教育」だ。アートには子どもたちの創造性を刺激し、自己表現や想像力を養う力があり、独自のアイデアを生み出す機会にもなる。
そんなアート教育を受けられる習い事として、従来は絵画教室や工作教室といったものがあったが、自宅でも受けられるサービスが登場した。主に小学校低学年(1~3年生ぐらい)の子どもを対象としてこの春リリースされた、アートに関する通信教育動画サービス「リビングアート」だ。
学童保育施設「鎌倉学び舎」を運営する株式会社鎌倉学び舎が、その教育的ノウハウと、美大芸大専門予備校である湘南美術学院の持つ専門的なアートのノウハウを掛け合わせて共同開発したサービスだ。
毎月1日に、アートに関する教材動画をオンデマンド配信。動画公開に合わせて前月の月末までに到着するよう郵送される教材キットを使って、動画を見ながら、季節感を感じられるさまざまなテーマの制作活動を行うというもの。素材そのものを扱うため、素材の触感や匂いなど五感でアートを楽しめる。
そして、制作した作品を写真や動画にとって動画システムにアップロードすると、作品について先生から講評(コメント)をもらえたり、他の受講生に公開されることも。
制作したものは自分の感性をそのままを表現した分身のようなもの。それをそのまま肯定される経験の積み重ねは、子どもの自己肯定感を育てていく。
動画は自宅でいつでも好きな時に視聴できるうえに、必要な教材はほぼすべて届けてくれるので、家庭での準備はほとんど不要。親子で気軽に楽しくアートに取り組むことができるのも嬉しいポイントだ。さらに、毎月月末にはその月のテーマの発展編の作品を制作するライブ配信も行われる。
アートに興味がある子であれば、得意でなくても大丈夫。お試し体験もあるので、気になった方は公式サイトをチェックしてみよう。
アートを楽しむことは子どもたちの創造性や表現力を伸ばし、幅広いスキルと視点を養うことができる。家庭や学校の授業ではなかなか体験できないような制作に挑戦したり、自分だけへの丁寧なフィードバックをもらえることは、アート以外の分野でもきっと力になってくれるはず。
日頃からお絵かきや工作が好きなわが子に対して、どのように褒めてあげたらいいかわからないこともあるだろう。プロの指導は、そんなパパ・ママにとっても学びになりそうだ。
〈サービス概要〉
「リビングアート」
・対象:小学校低学年(1~3年生ぐらい)の子ども
・価格:月払い ¥5,940/月、6ヶ月払い ¥34,320/6ヶ月(月あたり¥5,720)、1年払い ¥65,736/年(月あたり¥5,478)(すべて税込)
オープン記念で、初月のお試し体験を980円で受講できるキャンペーン実施中※お試し期間終了後に、別途スターターキット費用12,000円が必要
・公式サイト:kamakura-manabiya.jp/l-art
文:FQKids編集部
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