性教育のカギは「どんな場面でどう伝えるか」 思春期までに心がけたい3つのポイント

性教育のカギは「どんな場面でどう伝えるか」 思春期までに心がけたい3つのポイント
家庭で性教育を行うのに望ましいシーンや方法を解説。大切なのは気負い過ぎず、ポジティブに伝えること。異性の子供に言いにくいことはパートナーにお願いしてもOKだ。完璧を目指さず、一緒に学ぶ姿勢で取り組もう。

>>関連記事【幼児期に始めたい「ポジティブ性教育」って? 専門家に聞く、まずおさえるべき大前提】

POINT1
日常会話に取り入れよう

子供と2人の時でも、家族や兄弟が一緒の時でも構わないので、日常の自然な場面で性についての会話を取り入れよう。テレビやお風呂、トイレトレーニング時など、日常の中にチャンスはたくさんあるはず。

たとえパパと娘でも、思春期でなければ遠慮しすぎないで。ただし、思春期前でも「パパにチューして」などとパパからお願いするのはなるべく避けた方がベター。人と人の間にある、境界線は大切にしよう。

POINT2
子供の疑問を肯定的に受け止めよう

突然「性」に関する言葉を言われたり、質問されると、親は動揺するかもしれない。だが、まずは子供が気が付いたこと自体を肯定的に受け止めよう。向き合わずに逃げたり、嘘をついたり、怒ったりするのは厳禁

ただし、すべてに答えなくとも分からない時は分からないと言ってもいいし、答えをいったん保留にしてもいい。一般知識ではなく、親の性行為など、プライベートな質問には答えなくても大丈夫だ。

POINT3
本や専門家の手も借りよう

自分やパートナーの口から説明しづらいことは、本や漫画、専門家によるワークショップなどを利用して説明してもらおう。ただ中には、誤った情報を流す企業や団体もあるので、そこは要注意!

中谷先生のおすすめは、性教育についての情報が幅広く網羅された「命育」(meiiku.com)というWEBサイト。中谷先生をはじめ、信頼のおける知識人が多く関わっており、必要な情報に広くつながれる。

教えてくれた人

中谷 奈央子(にじいろ)さん

思春期保健相談士/性教育講師。小学校、高校の養護教諭を経験し、退職後、フリーランスとして活動。子供から大人までを対象に、講演活動、相談活動を行っている。また、性教育サイト「命育」(meiiku.com)の「お悩みQ&A」監修も担当。2児の母。

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監修:中谷奈央子
文:笹間聖子

FQKids VOL.11(2022年夏号)より転載

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