2021.09.30
2020.07.28
2020.12.30
昨今、遊びながら学べる玩具の開発が盛んになっている。マルボティックは、タブレット端末と木製ブロックをつかった知育玩具だ。手持ちのタブレットで専用のアプリをダウンロードし、木製のブロックを画面の直接押し当てることで、タブレットがブロックを認識し学習が進んでいく。
このマルボティックはフランスのボルドーで生まれ、「子供が楽しく、新しいことを学ぶことができないか」をモットーに開発が進んだ。モンテッソーリ教育を元にした内容で、遊びながら新たな発見が生まれ、ブロックで子供たちの五感に働きかけながら学ぶことができる。何より子供が飽きない工夫が随所に仕掛けられている。
タブレット端末と木製のブロックを使って遊ぶマルボティック。カラフルなイラストやブロックは子供の視聴覚を鍛え、遊びの中で手を動かすことが脳の発達を促したり、想像力を向上させたりといった様々な効果が期待される。
アプリは無料で、種類によって対象年齢が異なっており2歳から8歳までの子供を対象としている。きょうだいでも楽しめるのは嬉しいポイント。
一方の木製ブロックは、ポップなカラーが目印で、形や重さ、手触りまで考え抜かれた優れもの! 丸暗記といった形式的な学習は一切なく、子供たちの五感や豊かな吸収力を刺激する知育玩具だ。
マルボティックには、アルファベット&8言語が学べる「スマートレターズ」と、数字&算数が学べる「スマートナンバーズ」の2種類のキットがある。その2つがセットになったものが「スマートキット」だ。
左から「スマートレターズ(6,500円)」、「スマートナンバーズ(4,500円)」、「スマートキット(9,500円)」※すべて税込価格。
「スマートレターズ」は、26のアルファベットブロックで、英語だけでなく計8種類の言語の読み書きを習得できる。数字と同じく遊びながらアルファベットを覚え、発音への意識や大文字・小文字まで認識できるようになるから驚きだ。語彙力を高め、英語入門のハードルが非常に低くなるというメリットがある。
「スマートナンバーズ」は、数の数え方から足し算・引き算までを遊び感覚で学ぶことができる。問題の答えに合う数字ブロックを画面に押し当てることで、タブレットが正解を判別し教えてくれる。「10までの数え方」「100までの数え方」など難易度はさまざまだ。
アプリは日本語に対応しており、今後も続々と新しいアプリが登場予定だ。
タブレット端末と木製ブロックの組み合わせは画期的で、「飽きないこと」に注目して設計されている。シンプルかつ魅力の詰まったIoTおもちゃで、子供の新しい可能性を伸ばしてみてはいかがだろう?
マルボティック
スマートレターズ 6,500円(画像左)
スマートナンバーズ 4,500円(画像中央)
スマートキット 9,500円(画像右)
※すべて税込価格
対象年齢:2~8歳
文:Larako
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