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知的好奇心をくすぐるクイズや冒険心を掻き立てられる宝探しが、子供たちは大好きだ。わが子を連れて参加したい、おすすめのイベントが期間限定で開催している。アウトドア施設と遊園地が組み合わされた、雄大な土地で自然に親しめる人気のレジャーランドで、親子一緒に身体や頭をフル活動させてみよう。
「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」では、2023年2月28日(火)まで、相模原市との共催で、脱炭素について学べる「未来へスイッチ! 脱炭素EXPO」を開催中だ。この期間に行われている宝探しイベントが、“宝探し専門会社”である株式会社タカラッシュが制作した「崩れゆく未来からの来訪者(メッセンジャー)」。
コンセプトは、差し迫った課題である地球温暖化について自分事として考えてもらうこと。地球温暖化の原因である温室効果ガスのうち、最も影響が大きいとされるCO₂の排出量を実質ゼロにするのが脱炭素だ。参加者の小さなアクションも、脱炭素社会達成に貢献できるということを、宝探しをしながら感じられる内容となっている。
さらに、オリジナルのストーリーが宝探しを盛り上げる。プレジャーフォレストに遊びに来た参加者は、謎の少年に突然声をかけられるという。「キミ! ちょっとこの謎を解いてくれないかい?」。
少年はなんと、危機に瀕する地球を救うため、AIが導き出した唯一の方法を伝えるためのメッセンジャーとして、未来からやって来たらしい。「お願い! ここプレジャーフォレストにあるはずの宝を探してほしいんだ! キミたち次第で地球の未来が救われる! かもしれない……」。
そうして始まる重大な宝探しは、謎を解いていくうちに、いくつかの手がかりが浮かび上がってくる。それらがつながった時、宝のありかを示す最後の謎が……。あなたは宝を見つけ出し、地球の未来を救うことができるだろうか?
参加をするには、入園料と、プレジャーステーション売店での謎解きキット(¥500(税込))の購入が必要となる。推奨年齢は中学生以上なので、子供が小学生以下のFQKids読者は親子で挑戦してほしい。
相模原市では、令和2年9月に「さがみはら気候非常事態宣言」を発出。2050年の二酸化炭素排出量実質ゼロを目指すことを表明し、令和3年8月には「さがみはら脱炭素ロードマップ」を策定するなど、脱炭素に向けて自治体として力を入れている。
政府も2050年の脱炭素社会の達成を目指し、国を挙げてこの課題に取り組んでいる。ゲームを進めながら、親子で現代の最重要課題について考えてみてはいかがだろうか。豊かな自然に囲まれた場所でなら、環境を守る必要性をより強くわが子に感じてもらえるはずだ。
〈イベント概要〉
「崩れゆく未来からの来訪者(メッセンジャー)」
・開催場所:さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト
・開催期間:2023年2月28日(火)まで※さがみ湖プレジャーフォレストの営業日を要確認
・参加料金:¥500(税込)※入園料が別途必要
・推奨年齢:中学生以上※小学生以下の子供は大人と一緒に
・想定所要時間:1時間程度
・キット販売場所:プレジャーステーション売店窓口
・キット販売時間:9:00~16:30
・公式HP:huntersvillage.jp/quest/sagamiko_messenger
・プレジャーフォレストHP:www.sagamiko-resort.jp/index.html
文:平井達也
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