2022.08.02
2023.04.19
2020.05.03
子供の理科に対する興味や関心の低下を意味する「理科離れ」が深刻化している。理科に興味を持つ子供が少ないため、進路の選択時に理工系を選択する人が減少し、理工系学生の学力も低下しているのだ。
理工系の学生が少ないと、将来の研究者や技術者が育たないので、研究開発を行う人材が不足し、日本の科学技術の発展が遅れることが懸念される。
そこで株式会社日立ハイテクは、子供の理科離れに歯止めをかけるべく、理科教育支援活動を行っている。子供たちにもっと理科への興味を持ってもらうため、卓上電子顕微鏡を活用し小中学校への出前授業をしたり、科学館や企画展への装置の貸し出しをしたりして、普段触れる機会の少ないミクロの世界のおもしろさを紹介している。
理科教育支援活動を紹介する特集サイト「ミクロをもっと身近に。」では、卓上電子顕微鏡によって撮影した、植物や生き物などの画像を見ることができる。
食べ物や紙などの私たちの身近にあるものも、電子顕微鏡で拡大してみると全く違ったものに見えておもしろい。顕微鏡で撮影した写真をジグソーパズルにしたものや、3択クイズ形式で進んでいくものなどがあり、勉強が苦手な子どもでも、ゲーム感覚で楽しく学習することができる。
第7回の特集記事は「昆虫の脚のひみつ」。昆虫によって生活の仕方や環境が異なっていることが学べるコンテンツとなっている。
新型コロナウイルス感染拡大防止により休校、外出自粛中の子供たちにとって、楽しみながら学べる素晴らしい機会となるだろう。
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