自分の能力を活かして人生を切り開く! 活躍中の人に聞く、成功につながる「音楽体験」とは?

Case2:稲毛謙介さん

4歳から中学生までヤマハ音楽教室へ通う。現在、株式会社テンペストスタジオ代表。作編曲家。『戦国無双シリーズ』を始めとする数々の大ヒットタイトルでリードコンポーザーを務め、ゲーム音楽や劇伴奏音楽、キャラクターソング制作、メジャーアーティストへの楽曲提供など行う。

与えられた仕事をこなすだけでは
生き残っていくことはできない

「音楽家は、1人で生きていくことはできません。これからの時代は特に、誰かとの協働が大切です。そのうえで絶対に欠かせないことは、人を心からワクワクさせること。自分の夢やビジョンを語り、周りがワクワクして夢やビジョンに一緒に参加したいと思ってもらえるような人間であるかどうかが、音楽家として生きていくうえで重要なポイントです。1人で黙々とただ与えられた仕事をするだけの人は、この先、生き残れないでしょう」と稲毛氏は言う。

生き抜くために“協働”が必要なのは、音楽だけに限らないだろう。

稲毛氏が起業したのは2014年。起業して気づいたのは、それまでの自分は「自分の作品が売れること」だけしか考えていなかったこと。「そもそもビジネスの本質は、自分の作品や仕事が社会にどう役立つのか、自分は社会にどう貢献できるのか、その部分が肝要なのだと起業して痛感しました」。

“主体的な音楽活動” ができれば
これからの時代を楽しめる人間になれる

現在、教育分野にも熱心に取り組み、「プロの教育を、もっと身近に。」をコンセプトに、音楽に関するさまざまな学びをリーズナブルな価格で利用できる革新的な音楽教育サービス「OTO×NOMA」を運営中の稲毛氏。

いま叫ばれるDX(デジタル・トランスフォーメーション)は、人間の危機ではない、と断言する。「これからは、クライアントワーク的なもの(受注仕事)は減っていくと思う。自分が作りたいもの、表現したいことがある人は、強い。主体的な音楽活動ができる人が、これからの時代を楽しめる人間になれるでしょう。

AIやロボットにはできない、人間だからこそできる仕事が重要になります。食にしても、“その人が作る料理が食べたい!” というのが原点。音楽も同じです。作品そのもの以上に、誰が作ったか? が重要なのです」。

稲毛氏のその強み、USP(Unique Selling Proposition・独自の強み)を培った場所こそ、ヤマハ音楽教室だった。稲毛氏は、自分を形成したヤマハ音楽教室の音楽メソッドとプログラムを高く評価する。

音楽理論を学ぶことは創造力、表現力の基礎になります。僕はエレクトーンで、様々な楽器の音色を使って一人オーケストラをやって遊んでましたが、いま思えば、これって楽器=人、音色=個性や特性をマネジメントすることと同じ。経営そのものです。音楽基礎を独学で身につけようと思ったら、膨大な時間と経験が必要になりますが、ヤマハ音楽教室には既に優れたメソッドがあるからいいですね」。

成功の元となったヤマハメソッド子どもたちがアレンジ!
楽しみ方が広がる

「きく」→「うたう」→「ひく」をベースに、バランスよくきちんと学ぶことで、「つくる」チカラが身についていきます。楽譜通りに弾くためのテクニックが磨かれるだけでなくオリジナルのアレンジができるようになり、自分だけの音楽を生み出せるようになっていきます。

Case3:柴田萌さん

4歳から大学2年生までヤマハ音楽教室へ通う。現在、株式会社リリムジカ代表取締役。ミュージックファシリテーター。人が最期まで自分らしく生きられる社会を作るため、介護を必要とする人が「主体的に楽しめる音楽の場づくり」を展開している。

人としての存在を活かす
その手段のひとつが音楽

柴田さんにとっての音楽とは? それは、人と人が対話するための「媒介」だという。相手の価値観や人生観といった、人が生きてきた歴史的な文脈を理解することが大切だという。

「介護施設でも、みんなが懐かしい曲を、ただカラオケの機械で流せばいいというものではありません。例えば『青い山脈』なら、当時の時代背景に触れたり、主演した俳優さんのことや映画を観に行った状況など、当時の記憶を想起させる様々なスイッチを仕掛けると、溢れ出てくる感情がまったく異なってきます。その仕掛けを作るのがミュージックファシリテーターの役割です」。

柴田さんは、介護とは、その人が主体的に生きることをサポートすることだと言う。「相手の存在そのものを丸ごと肯定し、身体的にも脳機能的にもどんなに老化していても、一人の人としての存在を活かすこと。その手段の1つが音楽です」。

音楽が自分の世界を広げ
自分自身の輪郭をクリアにする

ヤマハ音楽教室に通ったことで得たことを次のように語る。「楽譜が読める、楽譜通りに弾ける以上に、豊かな音楽性が身についたこと。好きな曲、嫌いな曲が自分の中にある、ということを発見したこと。音を通じて自分の中にある目に見えないものを表現する力、形のないものを形にする力が身についたと思っています」。

音を奏でることは「自己を表明すること」であり、自分の世界が大きく外に向かって広がっていく、と同時に、自分自身の輪郭がはっきりクリアになっていくのだ、と柴田さんはいう。

「ヤマハ音楽教室で得たその経験から、ファシリテーターを育てるときや高齢者施設に訪問したとき、誰かとコミュニケーションをとるときなど、いつでも相手の中にある “目には見えない何か” を探り出し、検索し、見つけ出すことができるようになったように思います」。

柴田さんが代表を務める株式会社リリムジカでは、34名のファシリテーターがいる。部署もなければ、役職といった階層もなく、個々に意思決定があるセルフマネジメントを大事にした組織運営をしている。なお、これは『ティール組織』という考え方を参考にしている。

「私たちファシリテーターのスタッフたちは、音楽を使って人々の “自分らしく” を支えることを信じている人たちです。ゴールを定め、プランを立て、レール通りに進むのは非常に効率がいいことかもしれませんが、それって自分らしい? と聞かれれば、クエスチョンですよ。音楽は何より、心地いい、楽しい、が大切だと思っています」。

成功の元となったヤマハメソッド楽譜があっても、なくても。
自分の思いを込めて演奏できる!

クラシックからポピュラーまで、幅広いジャンルの音楽を聴いたり、歌ったり、弾いたりすることで、表現する意欲がどんどんふくらんでいく。「この曲はこんな風に弾いてみたい」と、自分の気持ちを音に込めて演奏できる、創造力や表現力がぐんぐん育まれる。

「ヤマハ音楽教室」について
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ヤマハ音楽教室
1954年4月に、従来の音楽の専門家を輩出するための音楽教育ではなく、純粋に音楽を楽しむことのできる人を育てるための教育システムの確立を目指してスタートした。現在、国内2800会場、生徒数25万2千人、卒業生はこれまでに550万人以上にのぼる、国内最大級の音楽教室にまで発展。現在では40以上の国と地域に普及している。


文:脇谷美佳子

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