大掃除が子供の自信と成長につながるチャンスに!? おすすめの方法3選

大掃除が子供の自信と成長につながるチャンスに!? おすすめの方法3選
いよいよ大掃除のシーズン到来! 今年の大掃除はわが子を巻き込み、自己肯定感を高め、達成感を得るイベントにしてみてはいかがだろうか。

データの大掃除で成長を振り返ろう

スマホにどんどんたまっていく子供の写真。今のうちにデータの大掃除をして、新年から心置きなく新しい思い出を撮影したい。

データ整理をする際、わが子と一緒に写真を見ながら一年を振り返ってみよう。そしてベストショットを何点か選び、プリントして部屋に飾れば「ほめ写」の実践だ。
「ほめ写」とは、写真を使って子供の自己肯定感を高めるコミュニケーション方法で、近年注目されている。

子供が楽しそうにしていたり頑張ったりしている写真を部屋に飾り、子供と一緒に見ながら「この時はがんばったね」「よくできたね」と努力や成果をほめたり、「大好きだよ」など存在そのものを肯定する言葉をかけてあげよう。子供は愛されていることを実感でき、自信を持てるようになる。リビングなど子供がよく過ごす場所に、子供の目の高さで飾るのがポイントだ。

この一年の子供の成長を噛みしめられ、子供だけでなく親自身も育児に自信が持てそうだ。

ぞうきんを真っ黒にできたら勝ち!

窓や床の拭き掃除は家族で競争! 子供には真っ白いぞうきんを用意してあげよう。頑張れば頑張るほどぞうきんは黒くなる。真っ黒くなったらほめてあげよう。仕事をして達成感を得る体験、役に立って評価される経験ができるチャンスだ。もちろん見本を示すパパママのぞうきんも真っ黒になるまで頑張ろう。

小さい子供なら、軍手をはめた手でなぞってもらうだけでOK。大人の手よりも、小さい子供の手の方が細かい所まで届くといったメリットも。家族でぞうきんがけ競争をすれば、自然と効率的な拭き方も体得できるかもしれない。

思い切り破いてスッキリ

なかなか手をつけることがない障子の張替え。この機会に、子供に思い切り障子を破ってもらおう。普段なら叱られてしまうようなことも、大掃除の日は特別。我慢を強いられることが多かったであろう今年の鬱憤を少しは晴らせるかもしれない。

もちろん破ったあとは、障子張りも親子で一緒に。シワなく張るのは難しいが、キレイにきっちり仕上げられたら子供も気持ちがいいはず。

面倒になりがちな大掃除だが、工夫次第で楽しくなり、学びを得ることもできる。わが家をキレイにし、自分に自信をつけて、家族みんなで気持ちよく新年を迎えてみては?

DATA

ほめ写プロジェクト
東京ガスWebショップ
SUUMOジャーナル


文:平井達也

#タグ一覧
#しつけ

連載記事 連載記事

〈連載〉寺島知春さんの「非認知能力を育てる絵本」
〈連載〉新井美里の「“個才”を発見して伸ばす方法」
〈特集〉「おうちで・楽しく・短時間で」実践に使える英語力をみにつける
〈連載〉てぃ先生の子育てお悩み相談室
〈連載〉小島慶子さんが語る「子育て 世育て 親育て」
〈連載〉平田オリザ “わからない”を超えるチカラ -演劇×コミュニケーション能力-
〈連載〉鶴岡そらやす先生の「ごきげんおやこの視点づくり」
〈連載〉アフロ先生・阪田隼也さんの「大人と子供が響き合って、育ち合う」
〈連載〉佐藤卓/親子の「デザイン的思考」入門
〈連載〉和田明日香さんの「むずかしくない食育」
〈連載〉照英さんの「子育て・夫婦のお悩み」一緒に考えます!
〈連載〉谷崎テトラの「未来の地球人育て」
メニューフォームを閉じる

FQ Kids | 親子のウェルビーイング教育メディア

メニューフォームを閉じる