2022.02.12
2021.12.09
2020.12.27
スマホにどんどんたまっていく子供の写真。今のうちにデータの大掃除をして、新年から心置きなく新しい思い出を撮影したい。
データ整理をする際、わが子と一緒に写真を見ながら一年を振り返ってみよう。そしてベストショットを何点か選び、プリントして部屋に飾れば「ほめ写」の実践だ。
「ほめ写」とは、写真を使って子供の自己肯定感を高めるコミュニケーション方法で、近年注目されている。
子供が楽しそうにしていたり頑張ったりしている写真を部屋に飾り、子供と一緒に見ながら「この時はがんばったね」「よくできたね」と努力や成果をほめたり、「大好きだよ」など存在そのものを肯定する言葉をかけてあげよう。子供は愛されていることを実感でき、自信を持てるようになる。リビングなど子供がよく過ごす場所に、子供の目の高さで飾るのがポイントだ。
この一年の子供の成長を噛みしめられ、子供だけでなく親自身も育児に自信が持てそうだ。
窓や床の拭き掃除は家族で競争! 子供には真っ白いぞうきんを用意してあげよう。頑張れば頑張るほどぞうきんは黒くなる。真っ黒くなったらほめてあげよう。仕事をして達成感を得る体験、役に立って評価される経験ができるチャンスだ。もちろん見本を示すパパママのぞうきんも真っ黒になるまで頑張ろう。
小さい子供なら、軍手をはめた手でなぞってもらうだけでOK。大人の手よりも、小さい子供の手の方が細かい所まで届くといったメリットも。家族でぞうきんがけ競争をすれば、自然と効率的な拭き方も体得できるかもしれない。
なかなか手をつけることがない障子の張替え。この機会に、子供に思い切り障子を破ってもらおう。普段なら叱られてしまうようなことも、大掃除の日は特別。我慢を強いられることが多かったであろう今年の鬱憤を少しは晴らせるかもしれない。
もちろん破ったあとは、障子張りも親子で一緒に。シワなく張るのは難しいが、キレイにきっちり仕上げられたら子供も気持ちがいいはず。
面倒になりがちな大掃除だが、工夫次第で楽しくなり、学びを得ることもできる。わが家をキレイにし、自分に自信をつけて、家族みんなで気持ちよく新年を迎えてみては?
ほめ写プロジェクト
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SUUMOジャーナル
文:平井達也
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