
2020.03.03
子供の創造性と自主性を育む! 現役アーティストと共同した体験プログラム

2025.08.08
夏休みは、普段の学びとは違った、自分の“好き”や興味・関心を深める学びに挑戦できるチャンス。特に注目したいのが、自由研究や工作、絵、感想文などをテーマにした「コンテスト&コンクール」だ。テーマに沿って自分で考え、手を動かし、作品として表現することで、子どもたちは大きな達成感や自信を得ることができるはず。
今回は、特に小学生にぴったりな夏休みのコンテスト&コンクールを5つご紹介。どれも子どもたちの“好き”を活かせる内容ばかりだ。
2025年夏休み・小学生にぴったりな
コンテスト&コンクール5選
「あごだし」の久原本家グループが主催するこのコンテストは、子どもが自由に考案した「オリジナルみそ汁」のレシピを全国から募集する企画だ。古くから日本で親しまれているみそ汁づくりを通して、和食への意識を高め、料理や家族との食事の楽しさに気づくことができる。
料理の内容だけでなく、「なぜこの具材にしたのか」「誰に食べてほしいか」「どんな思いがあるのか」といった、家庭のエピソードや背景が審査のポイントになり、発想力や表現力も求められるコンテストだ。入賞すると福岡市内での「食を楽しむ体験イベント」への招待状や、茅乃舎のだしギフトが贈られる。
●応募締切:2025年9月30日(火)
●応募資格:国内在住の小学6年生以下であること
※1人でも、兄弟での参加でも可能
※応募点数は1人につき、最大2点まで
●応募方法:コンテスト公式サイトの応募フォームに、みそ汁のレシピや写真、思いついた背景や込めた想い等の必要事項を提出して応募する。
●公式サイト:www.kubara.jp/oriori/misoshiru_contest2025
公式サイトでは、レシピの考案をサポートする「ヒントシート」もダウンロード可能。過去の受賞作品を見ることもできるので、挑戦する際はぜひ参考にしたい。
子どもたちが描いた絵に大人が本気で“ほめる”ことをテーマとした絵画コンテスト。今回のテーマは「ぼく・わたしのゆめ」。なりたい仕事、見てみたい景色、将来の自分の姿など、子どもたちが描く夢を自由に表現することができる。
自分の「夢」が絵として「見える化」され、それをたくさんの人に見てもらうことで、子どものやる気や自信につながる。受賞作品は京都・北野天満宮で展示され、現地で表彰式も開催予定。子どもの成長を後押ししたい保護者にもおすすめの企画だ。
●応募締切:2025年9月3日(水)必着
●応募資格:幼児~小学6年生以下であること
●応募方法:公式サイトで配布されている応募票を作品裏に貼付のうえ、四つ切サイズ(54×38cm程度)の画用紙に自由な画材で描いた作品を郵送して応募する。
●公式サイト:project.petahome.or.jp/oekaki2025
応募者全員に無記名の賞状用紙と「ぺたほめレター」をプレゼント。家族みんなで作品を褒める機会を作ってみてはいかがだろうか。
バンダイが運営する参加型投稿サイト「ワンダースクール」主催の工作コンテスト。今年のテーマは、「未来の◯◯をつくろう!」「いらないモノを宝物に大変身させよう!」「あればちょっと便利な道具工作」の3部門。こどもの手作りおもちゃ作家・佐藤蕗さんが審査員およびコンテスト監修を務める。
庭にある廃材や100均グッズ等を使って簡単に取り組めるうえ、公式サイトには自由研究特集動画や工作例も豊富に掲載。作り方に迷わないため、低学年や初参加の子どもにも安心だ。
受賞者には「アソビュー!」のお出かけギフトやオリジナルパッケージのお米等の賞が贈られる。複数応募が可能な点も魅力。
●応募締切:2025年8月31日(日)
●応募資格:国内在住であること
●応募方法:「ワンダースクール」に会員登録し、「コンテスト一覧」から参加したいコンテストを選んで、完成した作品の写真や動画を撮影し、コンテスト特設ページから投稿して応募完了。
●公式サイト:thewonder.it/fes/3000260/description
公式サイトでは、作品例や動画説明も公開中。カテゴリ別の講座動画もチェックできる。
子どもの科学への接触機会を増やし、成長を促す、小学生・中学生の自由研究表彰プログラム。自由研究を通して、科学の楽しさや研究の面白さを子どもたちに実感してもらうことを目的とする。
すべての応募者に提出した研究に対するアドバイスが届くため、結果に関係なく「やってよかった」と思える体験が得られる。さらに、“興味深い”自由研究テーマに資金を提供する研究助成プログラムも実施。質の高い探究に挑戦する子どもたちをしっかりサポートする体制が整えられている。
●応募締切:2025年8月31日(日)
●応募対象:2025年8月時点で全国の小学生、中学生
●応募方法:自由研究をレポート形式でまとめ、WEBまたは郵送で提出する。図や写真の添付も可能。
●公式サイト:growbell-prize.com
公式サイトには過去の受賞研究レポートも掲載されているため、ぜひ参考にしたい。
好きなマンガが「学び」になる、マンガの読書感想文コンクール。読んだマンガの内容に触れ、感じたことや自分の思いを文章にまとめて応募する。感想文のテーマは自由で、登場人物への共感、驚き、学び、感動などを、自分の言葉で書くことが求められる。形態も感想文に限らず、エッセイ・推薦文・手紙などの文章でも応募可能。
受賞者には、賞に応じて図書カード最大3万円分やマンガ編集部見学ツアー、イラスト マンガ制作アプリ CLIP STUDIO PAINT等が贈られ、作品は公式サイトで公開される。
●応募締切:郵送応募 2025年9月12日(金)、WEB応募 2025年9月15日(月)
●応募資格:小学生・中学生・高校生であること。学年ごとに、必要な文字数が異なる。
●応募方法:公式サイトから応募フォームに提出するか、所定の用紙を郵送で送付する。マンガは市販の作品(学習マンガを除く)から自由に選べる。
●公式サイト:www.manga-kansoubun.jp
公式サイトでは、感想文の書き方ガイドやおすすめマンガ、過去の受賞作品も掲載されているので、チェックしてみよう。
作品づくりや研究を通して「考える力」「表現する力」「伝える力」を育むことができるのが、コンテストやコンクールのメリットの1つだ。さらに、応募というチャレンジが、子どもたちの自信と自立心を育てるきっかけにもなる。
1人ひとりの個性や得意を活かせるコンテストを選び、親子で楽しみながらこの夏だけの特別な体験をしてみてはいかがだろうか?
文:FQ Kids編集部