家族旅行は学びのチャンス! 子連れ旅ライター直伝のお出かけで「楽しく学ぶ」コツ

家族旅行は学びのチャンス! 子連れ旅ライター直伝のお出かけで「楽しく学ぶ」コツ
物事に興味を持ってワクワクする知的好奇心は、子どもの成長には欠かせない。お出かけが決まったら、そこに学びの要素を加えてみて。お出かけの計画や準備を子どもと一緒に行えばそれも学びの1つになる。

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<目次>
1.一緒に計画を立てる、調べる
2.一緒に持ち物の準備をする
3.現地の体験プログラムに参加する
4.記録に残す、まとめる

 

教えてくれた人

中島誠子さん

子連れで旅する3児の母。旅行会社での勤務を経て、現在はフリーの旅ライター。Instagramでは「旅ライターmocoの【おでかけマガジン】」を運営し、全国の旅行情報を発信。観光地・企業のPR事業、SNSコンサルも行う。

一緒に計画を立てる、調べる

お出かけ先をどこにするか、場所を探すところから子どもと一緒にやってみましょう。一緒に計画することで、「親に連れて行かれるお出かけ」から「自分が計画したお出かけ」に意識が変わり、意欲がアップ。大人があらかじめ複数の案を用意しておくと、予算に合わせた計画がしやすく話もスムーズになります。

また、事前に行き先の歴史や地理などを調べておくと、より現地を楽しむことができ、知識も深まります。

一緒に持ち物の準備をする

お出かけする際に何を持っていく必要があるのか、まずは子どもに紙に書いてもらいましょう。その上で、「今回は1泊するから○○が必要だよね?」「新幹線の中では何をする?」など、パパ・ママが助言をすることで、荷物を準備できるようになるだけでなく、考える力や想像力が身に付きます。

また、「ここの水族館には○○もいるみたいね」と準備をしながら旅先の話題を出せば、親子のコミュニケーションが生まれ、旅がもっと楽しみに。

現地の体験プログラムに参加する

お出かけ先で子どもが参加できる体験プログラムやワークショップには積極的に参加を。例えば、牧場でのバター作り体験や恐竜博物館での化石発掘、水族館でのバックヤードツアーなど、特別なプログラムに参加することで、専門知識を持ったスタッフから学校や自宅での学びだけでは得られない経験や知識を得ることができます。

また、本物に触れることで、好奇心や探究心を刺激し、新しい分野へ関心を広げるきっかけにもなるはず。

記録に残す、まとめる

旅で感じた面白かったこと、旅で発見した新しいことなどは、そのままにしておくと子どもの記憶に残らないことがほとんど。思い出を色濃く残すために、写真を撮っておきましょう。

ただ、撮るだけでスマホに入れたままでは意味がありません。写真を現像して自宅に飾ったり、アルバムを作って頻繁に見返すことが大切。絵日記をかいたり、そこにパンフレットやチケットなどを切り貼りして、アナログで旅の思い出をまとめるといいでしょう。

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文:中島誠子
編集:岡本いつか

FQ Kids VOL.18(2024年春号)より転載

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