2022.11.04
2021.01.29
2022.06.23
メイン画像:VRを使って非日常的なバーチャル体験ができるコーナー。 ©Scienzaland
イタリア語でサイエンスという意味の“シェンツァ”をテーマにした期間限定テーマパーク 「シェンツァランド」が2022年5月1日までミラノで開催されていた。
頭と体を使って遊べる器具やゲーム感覚で問題を解くアトラクションがそろう。 ©Scienzaland
2000㎡の会場内に40のアトラクションが設けられ、“learning bydoing(実践的学習) ”をモットーに、実験やゲーム感覚で問題を解決しながら、科学、数学、自然、生物学、音楽、人体、太陽エネルギー、電気、光学などについて楽しく学べる仕組みになっており、サメと一緒に泳いだり、恐竜と遭遇したり、高層ビルの上を歩いたりといったVRによるバーチャル体験のコーナーも。
だまし絵や特殊セットでインスタ映えする非現実な写真を撮ることができる15のスポットも人気を博した。
Scienzaland
HP:scienzaland.it
文:田中美貴
英語以外に世界で多く話されている言語はマンダリンとスペイン語。この3言語が話せたら世界中の多くの人たちと会話ができる。 ©MandarinArts Studio
「マンダリンアーツ・スタジオ」では、マンダリン(中国語の標準語)、スペイン語、英語を学べるように2歳から5歳の子供向けにデザインされた3言語プログラム「プレイグラウンド」を提供する。これは保育所の代わりに通えるプログラムで、子供をトリリンガルに育てたいと願う親たちから注目されている。
レッスンではダンスや歌などのアクティビティを通して自然に言語を身につけられる。担当の先生は、アメリカの子供たちに中国語とスペイン語を教えるスペシャリスト。「3つの言語を一度に学べる施設はなかなかない」と、親たちの満足度も高い。
Trilingual Program – MandarinArts
HP:www.mandarinartsstudio.com/trilingual-playground-program
文:大山真理
対象は0歳から7歳まで。保育園や幼稚園、小学校などで学ぶことが、実社会でどのように役立つかを体験できる。 ©Pretend City Children’s Museum
子供たちが実社会の仕組みについて遊びながら学べるようにデザインされた博物館「プリテンド・シティー・チルドレンズ・ミュージアム」。館内には子供サイズの町が広がり、病院、スーパーマーケット、カフェなど19の空間が設置されている。
例えば、ビーチ空間ではビーチの環境汚染について学ぶとともに、ビーチを守ることを通してリーダーシップスキルを養うことができる。また、ガソリンスタンド空間では、ガソリンを入れながらトライアンドエラーを通して、論理的思考のスキルを磨く。広報担当のジョーダン・モロスコさんは「ここでは子供たちが遊びながら友情を築き、チームワークを養うことができます」と話す。
Pretend City Children’s Museum
HP:www.pretendcity.org/exhibits
文:大山真理
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