2022.08.10
2022.06.26
2020.04.15
2歳頃までは、子供の“できた”を見つけてその場でほめる。拍手や身ぶりを交えて笑顔でほめるのがポイント。
親も子も大きな転換期。3~5歳はルールを守りたい気持ちが芽生えてくる頃。お片付けなど「できた」ら「感謝の言葉」と一緒にほめる。
「ほめ写プロジェクト」のサイトには、年齢別「ほめ辞典」が紹介されている。うまくできた時・失敗した時の声がけを参考にしよう。
語彙力・会話力が爆発的に増える時期具体的な言葉でほめる。ワンパターンにならないよう親の語彙力も鍛えたい。
記念日の写真は、親の愛を子供に存分に伝えられる最強アイテム。家族の愛情を感じる写真で存在そのものを肯定する「無条件のほめ」が◎。
結果だけでなく、プロセスにも注目してどこをどう頑張っていたのか、しっかり見守っていたことを伝える。
親野先生:子供の自己肯定感は小学校低学年で大きく低下する傾向があることがわかっています。おそらく親が他の子供と比べてできないことに目を向け、無意識のうちに子供を否定してしまうのでしょう。こんな時こそ意識的に「ほめる」ことが重要です。
毎日子供を褒めるのはなかなか難しいものですし、親だって疲れてイライラもします。「ほめ写真」は目立つところに写真を飾っておくだけでオッケーです。
友達と楽しそうに遊んでいる写真、何かに熱中している写真、みんなが仲良くしている自然体の家族写真、お出かけした時、あるいは日常の何気ない1コマ。「これは!」というものをA4サイズくらいにプリントして、子供の生活の導線上、子供の目線と同じ高さに飾ります。
「ほめ写」をぜひ習慣にして、家族みんなの自己肯定感を育てていきましょう。
親野 智可等さん
CHIKARA OYANO
長年の教師経験をもとに、子育て、しつけ、親子関係、勉強法、学力向上、家庭教育について具体的に提案。子育て・教育の講演会でも大人気。
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文:脇谷美佳子
FQ JAPAN VOL.54(2020年春号)より転載
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