2021.03.09
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2021.11.01
在宅勤務の推進が進み、定着しつつある昨今。新しい生活様式が広まる中、せっかくのおうち時間を、家族みんなにとって幸せなものにしていきたい。
クラシエフーズでは、週3日以上在宅勤務を行う、3歳から9歳までの子供がいるパパを対象に、「クラシエ 子供とおかしのアンケート」第22弾として、「在宅勤務と子育てに関する意識調査」を実施した。パパの在宅勤務の増加により、家族や自身にどのような影響・変化が生まれているのだろうか。
調査ではまず、「在宅勤務によって何をする時間に変化が起きたか」を尋ねている。結果、最も多かったのは「子供と過ごす時間」で、平均73分も増加している。パパと子供の関係に影響を与えていることが容易に想像できるだろう。
また、「育児上の意識の変化」についても質問している。「子供と触れ合う時間が多くなった(68.0%)」をはじめ「気付かなかった子供の成長を感じた(38.5%)」「妻の大変さに気付いた(32.5%)」など、ポジティブな変化が目立つ。
さらに、「普段の生活への価値観の変化」についても、約半数が「家族との生活をさらに大切にしたくなった」と回答し、「日々の暮らしを充実させたくなった(37.8%)」「健康に気を遣うようになった(37.8%)」「妻との団結力が生まれた(27.3%)」など、良い影響が見られる。
では、家族の受け止め方はどうだろうか。「在宅勤務についてパートナーはどのように思っていると思うか」を尋ねたところ、約6割が「歓迎している」と回答した。その理由として最も多かった回答は「子供と一緒に遊ぶから(57.5%)」。
「在宅勤務について子供はどのように思っていると思うか」については約7割が「歓迎している」と回答。その理由として「子供と一緒に遊ぶから(74.6%)」が最も多く、以下「一緒に食事をとれることが増えたから(47.2%)」「一緒にお風呂に入れることが増えたから(43.3%)」「会話をすることが増えたから(41.2%)」「子供の勉強を見るから(31.3%)」と続いた。一緒に過ごせる時間が増えたことにより、在宅勤務を家族みんなから歓迎されていると認識しているパパが多いようだ。
そして「在宅勤務を続けたいか」は、約9割が「在宅勤務を続けたい」と回答した。
先の調査でもわかるように、在宅勤務の広がりで家族の関係や自身の意識・価値観が良い方向に変化しているパパが多いようだ。おうち時間の増加により親子での時間の使い方には工夫も必要だが、親子でコミュニケーションを豊かにとりながら、共に家で過ごす時間を意義あるものにしていってほしい。
〈調査概要〉
・調査方法:インターネット調査
・対象エリア:全国
・調査対象:週3日以上在宅勤務を行う、3歳から9歳までの子供がいる父親
・サンプル数:400名
・調査実施期間:2021年3月24~26日
・調査実施機関:株式会社ネオマーケティング
文:平井達也
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