
2021.11.22
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2025.08.25
2025年7月5日(土)、6日(日)に、学研本社ビル(東京都品川区)で開催された「学研キッズネットPresents自由研究EXPO2025」は、夏休みの自由研究を応援する体験型イベントだ。
親子で楽しめる実験や工作ブース、体験型展示、ステージショーやワークショップなど、多彩なプログラムを通して「研究のタネ」を見つけることができるので、2023年の初開催から延べ7000名以上の親子が参加しているという。そんな評判を聞きつけ、FQ Kids編集部も初日に参加してみた。
編集部が訪れた初日、パナソニック エナジー、みずほフィナンシャルグループ、森永製菓、セリア、カネカなど、多様な企業・団体の出展があり、ステージショーを含めた17ものコンテンツに多くの親子が賑わっていた。今回は、特に注目の自由研究テーマを3つピックアップ!
クイズや懐中電灯づくりなどを通して、防災の知識を楽しみながら学ぶ、パナソニック エナジー株式会社による事前予約制のワークショップ。前半では、「緊急地震速報が鳴ったとき、どう行動すべきか?」「地震や台風で停電した際、何が必要か?」など、もしもの場面を想定しながら、必要な備えについてみんなで考えた。
「もしもの時に、必要な乾電池はどのくらい?」という問いでは、目安として「3日間で1人あたり17本の乾電池が必要」※と紹介され、「これはあくまで1つの目安。大切なのは、“何が必要か”を家族で話し合うこと」と伝えられた。
※出典:panasonic.jp/battery/contents/safety/drycell.html
ワークショップ後半では、低学年がペットボトルランタンを、高学年が懐中電灯を制作。本テーマは、工作を楽しみながら、電池の役割や防災の大切さを学ぶ機会となるはずだ。
学研辞典編集部が実施していた、国語辞典で言葉を調べながら自分を1ページで説明する、というワークショップ。自分についてじっくり考え、さまざまな辞典をめくりながら、自分らしい言葉や自己紹介に使いたい言葉を探したり、映像での言葉についての解説や専用ワークシートを参考に、一生懸命に取り組む子どもたちの姿が印象的だった。
累計600万部を超える大人気シリーズ「最強王図鑑」編集部によるトークショーでは、2種類の生き物を組み合わせて生み出された新キャラクター「ミュータント」の描き方を、『ミュータント最強王図鑑』のイラストレーターである山崎太郎さんを講師に迎えてトーク&レクチャー。
2025年9月30日まで、オリジナルミュータント最強王を大募集しているという。応募はA3サイズまでの手持ちの紙でも可能。組み合わせる生き物の特徴を捉え、それぞれの強さを生かし、弱みを補い合える組み合わせを考え、強そうに描いてみよう。
それぞれ面白そうではあるけれど、わが子には実際どんな自由研究が向いているのかも、気になるところ。会場で展示されていた、「どんな自由研究が向いてるかのマップ」が参考になる。
自由研究選びは、子どもの興味・関心を知るチャンスにもなる。失敗してわかることだってある。純粋に心惹かれるもの、楽しめそうなことにどんどんチャレンジしてみよう。
写真・文:FQ Kids編集部