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2025.08.20
トヨタコミュニティコンサートは、モビリティの会社であるトヨタが、全国各地にあるトヨタの販売店と連携して開催している、クラシックコンサートだ。
これまで、地元で活躍する日本全国のアマチュアオーケストラと一緒に、全都道府県でのべ147万人を超える人々に音楽を届けてきた。開催回数は44年間で計1900回以上にのぼる。
「オーケストラの生の演奏を大都市だけでなく、全国の人にもっと届けたい」「子どもたちにも音楽を楽しんでもらって、好奇心を広げてもらいたい」「1人でも多くの人の心を『MOVE』=感動させたい!」
トヨタがアマチュアオーケストラの音楽活動を応援する理由には、そんな想いが込められているという。
2025年6月15日に開催されたトヨタコミュニティコンサートで演奏を行ったのは、福島県郡山市を中心に50年以上活動を続ける「郡山市民オーケストラ」の皆さん。今回は、誰もがどこかで耳にしたことのあるクラシックの名曲を“おいしいところだけ”集めたプログラムを用意。
演奏会前にはSNSを通して「子どもにやさしい音楽会」となるようなオーケストラのあたたかな配慮も見られた。
郡山市民オーケストラ(@koriyamacivicorchestra)Instagram投稿より
演奏では、オペラ曲の「カルメン」や「ハリーポッターメドレー」に多くの子どもたちが釘付けに。指揮者が曲の説明をわかりやすく解説してくれたり、ミラーボールがまわって会場がキラキラしたり、指揮者が魔法のマントを着て、指揮棒ではなく魔法の杖を振ったりと、子どもたちが飽きずに楽しめるよう、多彩な演出が行われた。
子どもたちの反応も、じーっとステージを見つめたり、お友だちと一緒に指揮者のマネをしてみたりとさまざま。最後は、指揮の小森康弘さんが、「今日楽しい! と思った人は、ぜひ何か楽器を始めてみてくださいね。音楽は人生を楽しく豊かにしますよ」と締めくくった。
演奏会後のアンケートでは、子どもたちからは「大人になってからどうやってファミリーコンサートに出られますか」「いろんながっきがあって楽しかったです。トライアングルがよかったです。また来たいです」「指揮者をやってみたい!」といった感想が寄せられた。
保護者の方にお子さんの様子を伺うと、「子どもたちは、それぞれの楽器の音のちがいを感じていたようです」「はじめてのコンサートがこんなに楽しいと思わなかった~! と喜んでいました」「コンサートが始まったとたん、身体をのりだして音を聴いていました」など、音楽には子どもたちの感受性、好奇心がかきたてる力があることを実感しているようだった。
テレビやYouTubeでも音楽は楽しめるけれど、大きなコンサートホールで、目の前で響く迫力のある音に触れる体験はやはり特別。生の演奏に触れるワクワクを親子で体験してみてはいかがだろうか。
トヨタコミュニティコンサートは日本各地で開催中。2025年度の「トヨタコミュニティコンサート」の詳細については、公式ウェブサイトに掲載。大ホールで開くコンサートの他にも、地域のディーラーのショールームで開催するコンサートも。
>>トヨタコミュニティコンサート公式ウェブサイトはこちら
>>トヨタ・メセナ活動公式Instagramはこちら
文:FQ Kids編集部