2022.02.05
2022.02.08
2024.07.19
夏休みは小学生にとって新しいことに挑戦する絶好のチャンス! その中でも特におすすめなのが、さまざまなコンテストやコンクールだ。自由研究や創作活動を通じて楽しみながら学び、多くの発見をすることができる。
ここでは、特に小学生にぴったりな夏休みのコンテスト&コンクールを7つご紹介。どれも個性を活かせる内容ばかりだ。
2024年夏休み・小学生にぴったりな
コンテスト&コンクール7選
「第6回 Minecraftカップ」は、唯一Minecraftが公認する教育版マインクラフトを使った作品コンテストだ。高校生以下の子どもたちを対象に、今年は「Well-being をデザインしよう」を大きなテーマに、「まちづくり部門」「たてもの部門」の2部門にて開催される。
マインクラフトによる創造力やプログラミング思考はもちろん、「幸せとは?」「楽しい未来のために自分は何ができるか?」を考えることで、社会性や問題解決力も鍛えられる。予選を通過すると、地区大会(まちづくり部門のみ)、全国大会へと進出できる。
応募締切は8月31日(土)23:59。応募資格は、「たてもの部門」は2025年4月1日時点で12歳までの小学生以下、「まちづくり部門」は2025年4月1日時点で19歳までの高校生以下であること。
Minecraftカップ公式サイトの会員登録(無料)後にログインできるマイページから、締切までに作品応募に必要な提出物のアップロード&登録をして応募する。
公式サイトでは、作品づくりをサポートするワークブック【完全版】がダウンロードでき、過去の受賞作品を見ることもできるので、挑戦する際はぜひ参考にしたい。
子ども向け動画制作スクールを運営するFULMA株式会社が、全国の小中学生を対象に動画昨品を募集するコンテスト。応募作品は「考える力」「伝える力」「つくる力」の3つの項目から審査され、最優秀賞には賞金10万円が贈呈される。
企画・撮影・編集等、小中学生が制作した3分以内の動画作品であればジャンルは自由。縦型動画、ショート動画(1分以内)での応募も可能だ。映像を通じて、子どものアイデアや創造力を好きなように表現することができる。
応募締切は9月1日(日)の13:00。応募資格は、2024年6月現在、応募者または応募チームメンバー全員が、小学生または中学生であること。詳細はコンテスト公式サイトの「応募資料」から確認しよう。
応募方法は、コンテスト公式サイトから「エントリーフォーム」に内容を記入・送信後に送られてくる「作品提出フォーム」から昨品を提出して応募する。
RPG風の冒険物語や、「女の子がときめく実験」を紹介する動画、浦島太郎をモチーフにしたストーリーなど、多種多彩な過去の受賞作品は、公式サイトから見ることができる。
子ども向けオンライン英会話『Novakid(ノバキッド)』が開催している、「子どもが好きなこと・頑張っていること」がテーマのInstagram投稿コンテスト。
内容は、遊び、スポーツ、勉強など、子どもが取り組んでいることなら何でもOK! 写真や動画で自由に発表しよう。入賞者には、iPadなど豪華なプレゼントがもらえる。
子どもが「好きなこと・頑張っていること」を表現する写真または動画を用意し、投稿文章内に「好きなこと・頑張っていること」と「これからの意気込み」を記入。「#ノバキッド」「#ノバキッドコンテスト」「#ノバキッドヒーローズ」のハッシュタグをつけ、@novakid_jp をメンションして、8月31日(土)までにInstagramで投稿すれば応募完了。
日本語と英語どちらでも応募可能なので、気軽に参加できる。投稿のコツが載っている下記記事は必見だ。
>>キミの好きや頑張りを発表する「夏休みSNS投稿コンテスト」
シン・エナジー株式会社が開催している、未就学児から小学生を対象にした絵画コンテスト。
第7回目となる今年は、「持続可能なまち~私のまちの未来の姿~」というテーマのもと、「自分のまちの自慢できるところを活かし、さらに魅力的なまちにするにはどうしたらよいか、エネルギー・農林水産業・自然・コミュニティの中から選び、自由な発想で表現しよう」というお題になっている。
コンテストをきっかけに、子どもたちが持続可能な社会や環境問題について考え、学ぶことで、未来をより良いものにする意識が育まれるはずだ。
受付はWEB応募のみ。応募作品をカメラ・スマートフォンで撮影またはスキャニングした画像データ(jpg 3MB以内)を、特設サイトの「応募フォーム」から締切の8月31日(土)までに送る。
特別審査員には、神戸市にゆかりのあるイラストレーター わたせせいぞう先生が参加。コンテスト公式サイトには、ヒントや過去の受賞作品・選評も掲載されているので、チェックしてみよう。
ダイドーグループホールディングス株式会社が提供する「ダイドーの工作自動販売機キット」を使った、子どもたちの「こんな自動販売機がほしい」「こんな機能があったら便利」というアイデアが詰まったオリジナル自動販売機の工作を募集するコンテスト。
コンテストに使用する「ダイドーの工作自動販売機キット」を入手するには、7月21日(日)までに特設サイトから応募する必要がある(抽選で合計1,500個のキットが提供される)。
コンテストを通じて、子どもたちの創造力を引き出し、ものづくりの楽しさを体験できるのはもちろん、身近な自動販売機の仕組みを学んだり、人や社会の課題や解決策を考える意識が芽生えるだろう。
まずは、7月21日(日)23:59までにWEBフォームから工作自動販売機キットを申し込む。当選すると8月初旬頃にキットが送られてくるので、9月16日(月)23:59までにSNS(X、Instagram)またはWEBフォームから、作品を撮影した写真をアップロードして応募する。
コンテストは今回が初開催となるが、公式サイトに掲載されている子どもたちの作例写真や、特別審査員長の“自動販売機マニア”こと石田健三郎さんのコメントを読むと、想像が膨らむのではないだろうか。
未来を担う子どもたちが、気持ちを「文字」や「言葉」にして伝えることやコミュニケーションを持つことの大切さ、感謝の気持ちを学ぶことを目的に開催されるコンテスト。
縦書き、横書き、色、デザインなど書き方は自由。A4 1枚に400文字程度を目安に、家族や友人、先生など、普段の生活で感じる周りの人へのありがとうや、自然や環境、住みやすい街への感謝などを表現してみよう。
コンテストに参加することで、子どもたちは感謝の気持ちを伝える大切さを学び、自分の言葉で思いを伝えることで表現力や文章力を磨くことができる。
応募資格は、国内在住の小学1~6年生。公式サイトにある「エントリーシート」と作品を同封し、郵送で応募する。応募締切は9月30日(月)(当日消印有効)。
作品は、ジャーナリストの池上彰氏を審査員長とする厳正な審査のもと、感謝の気持ちや視点、表現などの観点から評価される。公式サイトから過去の受賞作品を読むことで、表現方法の幅も広がるのではないだろうか。
第40回 小学生の部 優秀賞 駒込・すがも生き物たんけんマップ
身近な自然の魅力を発見し、自然を観察できる道を自分でつくって絵地図と文章で表現した「自然観察路」を審査・表彰する、公益社団法人日本環境教育フォーラム主催のコンクール。子どもたちが自ら自然環境を探求し、学び、記録することで、自然科学への興味を深めることができる。
審査のポイントは、「観察路の地図としてデザインできているか」「観察したものをしっかり絵地図に描けているか」「訪れてみたくなる魅力的な作品になっているか」「感じたことを自分の言葉で作文に表現できているか」「単なる説明に終わらず、感動や好奇心、問題提起などを表現しているか」など。
応募作品の作り方は公式サイトで詳しく紹介されており、さらに、絵本作家の東郷なりさ氏を講師とした観察会が、8月3日(土)にオンラインで開催されるので、やってみたいけど不安……という子にもおすすめだ。
絵地図と説明文、応募用紙2枚を、9月30日(月)までに郵送して応募する(当日消印有効)。応募用紙は公式サイトからダウンロードできる。貼り付け方法など詳細は公式サイトを要確認。過去の受賞作品も公式サイトから見ることができ、身近な自然に対する捉え方のヒントになるかもしれない。
これまで紹介してきた7つの夏休みコンテスト&コンクールには、それぞれ異なる魅力があり、性格や興味に応じて参加できるのが特徴だ。夏休みの自由研究や課題に困っている親子におすすめなのはもちろんだが、何よりも子どもにとって貴重な経験となるはず。
コンテストやコンクールに挑戦することで、子どもたちは新しい知識やスキルを得るだけでなく、自己表現の場を広げることができる。成長できるチャンスがいっぱいの夏休みに挑戦してみてはいかがだろうか。
文:FQ Kids編集部
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