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2020.05.27
キュベットはイギリスで開発された、3歳から小学生まで使えるプログラミングトイ。2016年、クラウドファンディングサイト「キックスターター」で、EdTech関連アイテムとしては史上最高の160万ドルを集めたことで話題となった。
プログラミングトイといっても、キュベットはパソコンもプログラミング言語も使わない。
そもそも小学校でのプログラミング教育で求められているのは、パソコンやプログラミング言語を使いこなすことではなく、プログラミング的思考の基礎を培うこと。それは、自ら課題を設定し、論理的に解決方法を導く力だ。
つまりプログラミングトイだからといって、ディスプレイやキーボードが必要なわけではないし、手触りがやさしい木製であっても、なんら不思議ではない。
キュベットのコントロールパネルは木製ボードだ。ここにカラフルなブロックをはめこんでいく。ブロックがプログラミング言語、動かし方を考えてはめこんでいく作業が、プログラミングやコーディングにあたる。
1人で遊ぶことも、2人以上で楽しむこともでき、迷路づくりやミニゴルフなど、遊び方も幅広い。
キュベットは、プログラミング的思考とともに、問題解決能力やコミュニケーション力といった21世紀型スキルがしっかりと身につくとして高く評価され、世界100か国以上、日本でも幼稚園や小学校など120以上の教育機関で使用されている。
また、レッドドット・デザインといった国際的に著名なデザイン賞を受賞しているだけあって、インテリアとしても全く違和感がない。子供の目につくところに飾っておけば、時間がある時に気軽に手に取って遊べるうえ、片付けの手間も少なくて済む。
日本では、自宅でのレベルアップをサポートするオンラインセミナーが付属したスターターセットの提供を開始。初めてわが子がプログラミングに触れるのに、格好のグッズといえるだろう。
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