2022.11.18
2022.02.15
2023.01.16
オンラインショップでの買い物など、自宅にもダンボールが増えがちな昨今。わが子のおうち遊び用に転用している家庭も多いことだろう。
乗り物や秘密基地を作ったりと、子供にとっては格好の遊び道具だが、親としては保管スペースや強度などの心配もある。そんな不安を解消してくれるのが、専門店のダンボール遊具だ。軽さや処分のしやすさといった素材のメリットはそのままに、省スペースかつ子供の創造性も伸ばす豊富なラインナップで注目されている。
トミタパックス株式会社が運営しているのが、ダンボール遊具のオンラインショップ「punny ほいく」(punny-hoiku.com)だ。
なぜダンボール遊具なのか? きっかけは保育の現場からの声だった。もともとダンボールは、遊具や催し物の道具を作るのによく使われていた。しかしその裏で、保育士さんたちは大きなダンボールを集めるのに苦労していたという。
そこで、ダンボールの老舗として手伝えることはないか、という思いから「punny ほいく」が誕生したのだ。
おすすめは、新発売された『オープンハウス』。広げればW86×H100×D74.5cmのハウスになる。わが子の秘密基地にぴったりだ。遊び終わったらパタッと折るだけでスリムに。ちょっとした隙間に収納しておける。
重量2.2㎏、¥4,000(税込)
ミニテーブル(W50×H15×D30cm)とおもちゃ箱(W30×H20×D18cm)も付属しているので、おままごとをしたり、宝物をしまっておいたりと、ごっこ遊びが盛り上がりそうだ。
また、『すべり台』がおうちにあるとなれば、遊びに来たお友達にも喜んでもらえるだろう。約200名の保育園で8ヶ月以上使用できたという実績があるというから、耐久性も折り紙付きだ。ダンボールながら、大人が乗っても壊れない設計なので、家族で一緒に遊ぶこともできる。
『平均台』で遊びながらバランス感覚を養うのもいいだろう。2分割したり、ジョイント部分でL字にして難度を上げることができる。こちらも大人が乗るのに耐えられる強度なので、台上で手押し相撲をしたりして遊べば、いい運動に。
他にも競技性のある輪投げやモルック、整理に使えそうな絵本ラック、コマのような小物などバラエティ豊かだ。シリーズの魅力の秘密は、実際に保育園・幼稚園で使用してもらい保育士の意見をもとに開発・改良を行なっているところにある。これは楽しさと安全性の保証だといえるだろう。
「punny ほいく」のアイテムはすべてダンボールの素材そのままの色を活かし、あえて色や柄をつけていない。子供が好きなように絵を描いたりシールを貼ったりとオリジナルにアレンジもできる。そんなところからわが子のクリエイティビティの芽も育つかもしれない。
もともと梱包材であるダンボールから楽しいものをたくさん生み出せるというのは、子供にとって大きな学びにもなるはずだ。身近なものをどう面白く再利用するか、という視点につながれば、創造性や環境意識が高まるだろう。
ダンボールはほぼ100%リサイクルが可能で、日本のダンボールの回収率は95%以上を誇るという(全国段ボール工業組合連合会HP:zendanren.or.jpより)。地球に優しい素材を活用して、わが子との時間をより豊かに過ごしてみてはいかがだろうか。
文:平井達也
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