2021.09.30
2021.11.25
2022.08.31
FQ Kids初となる、アートワークショップ。今回は、『名画の「つづき」を描くぬりえ』が人気のヨンブンノサンから、丸山琴先生(以下、こと先生)をお招きし、FQ Kids編集部からは林と星野が参加させていただきました!
アートワークショップにて講師を務めていただいた、丸山琴先生。名画の4分の1を空白にした新感覚の名画ぬりえ『ヨンブンノサン』を制作・販売されています。
読者のみなさんにお会いできるということで、ドキドキしながらオンラインワークショップをOPEN! みなさん続々と入室いただき、全員とご挨拶できたところで早速スタートです。
まずは、「形から音」を探してみよう!
最初は「形から音を探す」ワーク。こと先生が見せる絵の中から、どんな音が聞こえるかな?
うずまきの絵は「ぐるぐる」草の形の絵は「ギザギザ」。見ただけで色んな音が聞こえてくる!
みんなで声に出しながら、身体全体を使って「ぐるぐるぐる」「ギザギザギザ」と音を表現しました!
これだけで、今回のテーマである「目で音を聞く」ができてきましたね! ここからさらに深く触れていきます。
次は、「音を形に」してみよう!
「ひゅー」「ばーん」など、こと先生が出す様々な“音のお題”に対して、自由な絵で表現。
「ひゅー」は風の音、「ばーん」は花火の音など、想像したシーンを発表!
同じ音なのに、出来上がった絵はみんな全然違う。色んな感じ方があって面白い! 絵の魅力ってこういう自由なところにあるんだなあ~と気づかされます。
それじゃあ、音が増えたらどうなるかな~?
今度は、音の数が増えたらどうなるのか実験! 異なる2つの音を重ねて、声と身体で表現します。すると、今までとはまた違った見え方が……!?
どんな音が聞こえるかな? と聞くと、「ころころ!」「ぷきーん!」と答えてくれました。早速みんなで声と身体を使って表現します。
「これの絵は何に見える?」と、こと先生が聞くとみんな「お花!」と即答。今まで「ころころ」「ぷきーん」だったものが、お花の形になりました。
実はこれ、燕子花図(かきつばたず)という江戸時代の絵画で、実際に東京都港区にある根津美術館に飾られています。先ほどのワークのあとに見ると、絵画から不思議と音が聞こえてきませんか? これが、「目で音を聞く」面白さです!
さらにワークショップの後半では、絵からどんな音が聞こえてくるかみんなで考えて発表し合ったり……。
絵画に自分で音を加えて遊んだりしました!
周りの色や柄に合わせて描いてくれる子や、独自の発想でダイナミックに描いてくれる子も! 一人ひとりの感じ方の違いが絵に表れていて、いつも一緒にいる親子でも新たな発見があったよう。子供も大人も一緒に楽しむことができました!
後半のプログラムももっと細かくレポートしたいのですが、次回またワークショップを開催した時に、参加いただくみなさんに初見で体験してもらえるよう楽しみに取っておきたいと思います!
最後はみんなで記念写真。とびっきりの笑顔でパシャリ!
最後まで楽しんでいただけて私たちも嬉しかったです! ご参加してくださったみなさま、そしてこと先生、ありがとうございました。
「とても楽しかったです! 家でもやってみたいと思います!」
「このようなイベントはあまりないので貴重な機会でした。子供もとても楽しそうでした」
「色々想像し、形にする貴重な時間を過ごせました。ありがとうございます」
★感想を寄せてくださった方、ありがとうございました!★
ここが楽しかった! 編集部コメント
今回のワークショップのテーマは「目で音を聞く」。私たち編集部もはじめて聞いた時は「どういうことなんだろう?」とイメージしきれずにいました。実際に参加してみると、自分の感覚や感性をアウトプットするすることで創造力が刺激され、本物の絵画のエッセンスに触れることで想像力の広がりを感じ、ようやくテーマの深さを知ることができました。ぜひまた開催できたらいいなと思っていますが、一部のプログラムはおうちでもチャレンジできるので、親子で楽しんでみてほしいと思います!
名画の4分の1を空白にした新感覚の名画ぬりえ。名画の一部を空白にすることで、塗り絵の気軽さと白紙の自由さを両立! 画家の絵をヒントに描けるので、0から表現を考える難しさを感じることはなく、描くことを気楽に楽しめます。
描いた後は「ながれぼしシール」で楽しく褒め幅を広げられるのも魅力。パパ・ママとお子さんのコミュニケーションツールとしてもおすすめです!
文:FQ Kids編集部
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