幼児期こそチャンス! todoを可視化して“3つの非認知能力”を育むアプリって?

幼児期こそチャンス! todoを可視化して“3つの非認知能力”を育むアプリって?
わが子の「非認知能力」を育むには親のサポートが不可欠だ。とはいえ、どうすれば非認知能力を伸ばしてあげられるか、なかなか見当がつかない……そんなパパママに、頼りになるアプリを紹介しよう。

カギになる幼児期の過ごし方

価値観が多様で流動的な時代となり、世界的に注目されている「非認知能力」。IQや学力のように数値化できる力ではなく、数値化できないけれど生きていくうえで大切な力のことだ。例えば、「目標に向かって頑張る力」「協調性」「自制心」など。

特に幼児期~10歳ぐらいまでの子供時代の過ごし方が重要とされているが、目に見えず数値化できないからこそ、具体的に何をすれば良いのか悩ましい。そこで紹介するのは、家庭で非認知能力育成をサポートするアプリだ。

目標もご褒美も家族で決めよう!

株式会社スリーからリリースされたのがアプリ『Well done!(ウェルダン)』だ。

このアプリは、家族がチームとなって「目標に向かって頑張る力」「他者と協働し、関わる力」「自分の気持ちをコントロールする力」を育む設計がされている。

活用方法は、まず家族で話し合って計画を立てよう。次に、目標を達成するためのプロジェクトを作成し、それに沿って各自のルーティンやミッションを決める。これで日々のやることリストが出来上がり、あとは家族で遂行していくのだ。

取り組む子供にとって最大の魅力は、日々のタスクをこなすことでポイントをゲットでき、貯めることで「ご褒美」がもらえるシステム。獲得できるポイント、そしてご褒美を何にするかも家族で決めることができる。

『Well done!』オリジナルキャラクターも応援してくれるので、わが子も意欲的に取り組めるだろう。

さらに、アプリ内でメッセージや写真・画像を共有できるコミュニケーション機能(家族日記)や、家族以外の関係者(スポーツクラブコーチや塾講師など)をプロジェクトごとに招待できる外部コーチ招待機能なども。モチベーションを高める機能で、頑張る子供をサポートしてくれる。2022年以降は、より充実した機能の有償版がリリース予定だ。

プロセス重視で非認知能力を育む

これまでパパママは、子供を褒めるにしても叱るにしても、結果に目を奪われてこなかっただろうか。しかし非認知能力を育てるには、結果ではなくプロセスを見てあげることが大切。粘り強く目標に向かって、自分で工夫して頑張っていることを評価してあげてほしい。きっと子供の自己肯定感も高まるだろう。少し余裕が生まれる冬休みに、家族で新たな目標を立ててみてはいかがだろうか。


文:平井達也

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