
2024.11.15
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2025.10.17
「みんなのよみきかせ絵本大賞」が、日本生活協同組合連合会、生活協同組合コープさっぽろ、日本コープ共済生活協同組合連合会、日本出版販売株式会社、株式会社絵本ナビによって共同開催された。
「絵本のよみきかせが好きな人が、今一番よみきかせしたい絵本を選ぶ」というコンセプトなので、子どもに「絵本を好きになってほしい」「読み聞かせを楽しんでもらえる絵本が知りたい」というパパ・ママは、10月1日に行われた表彰式で発表された、2部門の上位5作品は必見だ。
「園児・先生部門」では、エントリーした全国の保育施設(保育園・幼稚園・こども園など)に、未就学児向けの新刊絵本(2022年4月~2024年3月出版)を20冊献本。すべて園児へよみきかせをしたうえでの「園児の反応」や「先生目線でこの絵本はおすすめしたい!」と思う1冊を選んで投票する、という形式で行われた。
献本された20冊は、コープさっぽろが1〜2歳の子どもを対象に、4ヶ月に1回、合計8冊の絵本を無償で届ける取り組み「えほんがトドック」でプレゼントした絵本の出版社がセレクトした。
作 キューライス 白泉社
「ニンジンジン」はこれまで描いてきた絵本の中でもっとも『読み聞かせの楽しさ』を意識して作ったものになります、読んでる人が七五調のリズムで楽しくなり、聞いてる子供も楽しくなる…楽しく穏やかな読み聞かせの風景…を独身男性の私が頭で想像しながら半笑いで描いたのがこの「ニンジンジン」なのです。
作 アレックス・ラティマー、訳 聞かせ屋。けいたろう KADOKAWA
作 玉田美知子 講談社
作・絵 いわさきさとこ フレーベル館
作 丸山誠司 くもん出版
「絵本好きさん部門」は、未就学児童向けに出版・販売された絵本(絶版含む。但し現在現物があり確認できる絵本)を対象に、全国の絵本好きさんが「今一番よみきかせしたい絵本」に投票。なんと5,226件の投票が集まった。ベストセラー作品も数多くある中投票が集まった、上位5作品に注目だ。
作 かがくい ひろし ブロンズ新社
25年間、特別支援学校の教員をされてきたかがくいひろしさんが描かれた絵本が、『だるまさんが』です。誰もが耳にしたことのある「だ・る・ま・さ・ん・が」というフレーズを挟んで、「どてっ」「びろーん」「ぷしゅー」と変幻自在に形を変える、このシンプルで愉快な赤ちゃん絵本は、シリーズで1000万部を超すロングセラーとなりました。
作 エリック・カール、訳 もり ひさし 偕成社
作 なかがわ りえこ、絵 おおむら ゆりこ 福音館書店
作 林 明子 福音館書店
作 長谷川 摂子、絵 ふりや なな 福音館書店
「みんなのよみきかせ絵本大賞」の総評として、主催者は次のように語っている。
「園児や先生方、そして全国の絵本好きの皆さまによる投票を通じて選ばれた作品は、読み手と聞き手をつなぐ温かな力をあらためて実感させてくれるものでした。絵本は世代や地域を超えて、人と人の心をつなぎ、子育てを豊かに彩る存在です。
今回の大賞をきっかけに、さらに多くのご家庭や地域で、絵本の読み聞かせが楽しまれることを願っています。そしてこの賞が、未来を担う子どもたちの笑顔を増やす一助となることを、主催者一同心から祈念いたします」。
お気に入りの一冊との出会いはきっと、子どものこれからを、親にとっても子育てを支えてくれる存在になるはずだ。
文:FQ Kids編集部