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いよいよ夏休み! 小学生ファミリーは、ロングバケーションを心待ちにしている子どもたちに対して、少ない休暇以外の日々をどう過ごしたらいいか、不安を募らせている共働き世帯も少なくないのではないだろうか。
そこで今回は、株式会社学研エデュケーショナルが、全国の子育て世代(小学生の子どもを持つ保護者937名)を対象に実施した「子育て世代の夏の教育事情に関する調査」の結果をご紹介。共感できる悩みや対策がきっと見つかるはず。
まず、「夏休み中の過ごし方や学習方法、学習の指導方法について悩みがありますか?」という質問に、8割の保護者が「悩みがある」と回答。そのうち、「悩み事がとてもある」と回答した最多学齢は、小学3年生の保護者(25.6%)だった。
悩みの内容は、「夏のあいだは学習習慣が乱れてしまう(41.1%)」「宿題・課題をする計画がうまく立てられない(38.6%)」が特に多いようだ。
先生や同級生たちとの学校生活とは異なり、予定のない日であれば定刻はなく、注意し合うこともないのでだらけて過ごしてしまいがち。宿題の計画を立てても、思うように進まなかったり、友達からの誘いや娯楽が優先になってずるずる後回しに……なんてことも。
「夏休み中はどのように過ごしますか?」の質問では、「毎日自由に過ごさせている(24.0%)」「学童に通っている(20.3%)」の回答がともに2割で最多となった。
日中は働くパパ・ママが不在となるケースが多い。1人で過ごせるようになるまでは、安全面から学童に通わせるか、イベントや習い事などの予定を詰める、という策を練っている家庭も見られる。
そして小学生の夏休みの懸念点といえば宿題だ。「夏休みの宿題で一番頭を悩ませるのは?」では、「読書感想文(26.7%)」が最多に、「自由研究(18.9%)」「算数プリント・ドリル(10.4%)」と続いた。
回答の中には、「読書感想文の書き方はまったくわかっていないので書けるようになってほしい」「文字の読み書きが苦手なので、たくさん本を読んで力をつけてほしいです」といったコメントが見られた。実は親自身も書き方がよくわからず教えてあげられない、という場合は、わが子が楽しく読めそうな本に加え、読書感想文の書き方本を入手したい。
自由研究は、近年さまざまなキットが書店などで展開されていたり、参加することで自由研究になるイベントなども開催されている。わが子の興味・関心を持っているジャンルでチェックしてみよう。
また、「子どもたちにこの夏挑戦してほしいことは?」の質問で一番多かったのは、「苦手な教科の克服をしてほしい(55.9%)」が約6割、続いて「体験学習をする(44.9%)」「本をたくさん読む(42.7%)」が約4割となった。
学校の授業が一旦ストップする夏休みは、苦手な教科をじっくり理解したり、普段できない体験に挑戦するチャンスだ。宿題をこなすだけで終わらないようにするためには、やはり事前の計画が重要になるだろう。
最後に、「保護者としては今後どのように成長してほしいですか?」という質問も。「自分を大切にする(自己肯定感)(57.7%)」「失敗を怖がらずに挑戦する(自己効力感)(48.1%)」「自分で考えて行動できる(主体性)(43.3%)」という回答が上位を占めた。
昨今教育業界で注目されている「非認知能力」だが、パパ・ママの関心度も低くないようだ。何かをすればすぐに身につくというわけではなく、どれか1つを備えればいいというものでもない。子どもが楽しい! やってみたい! と思うさまざまな体験を通してじっくり育んでいけるよう、夏休みを有効活用しよう。
〈調査概要〉
「子育て世代の夏の教育事情に関する調査」
・調査対象:全国の小学生の子どもを持つ保護者937名(男女)
・調査期間:2025年4月17日~5月2日
・調査方法:インターネット調査
・調査地域:全国
・有効回答数:937サンプル
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文:FQ Kids編集部