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株式会社Morghtは、全国の子育て世帯およびパートナーと同居している20~60代の男女計1,100人を対象に、「添い寝と睡眠の質」に関する実態調査を実施した。
その結果、子育て世帯の約7割が子どもと添い寝をしており、そのうち約7割が毎日添い寝をしていることが明らかとなった。これは欧米と比較して非常に高い割合である。そして、添い寝による影響が子どもの睡眠の質に課題をもたらしていることも浮き彫りとなった。
調査によると、毎日添い寝をしている子どもの58.3%が睡眠の質に課題を抱えていると報告されている。これは、添い寝をしていない家庭の22.7%と比較すると約2.6倍の割合である。
日本睡眠協会理事長の内村直尚先生は、この現象を「添い寝シンドローム」と呼び、睡眠の質の低下が子どもの成長や健康に悪影響を及ぼす可能性があると警鐘を鳴らしている。
内村先生によると、添い寝シンドロームの主な要因は以下の通りだ。
●寝返りによる振動
●スペースの狭さ
●いびきや物音
また、「日本の子どもたちの睡眠時間はOECD加盟国の中でも短い傾向があることがわかっている」と内村先生は指摘する。親の生活習慣や社会的要因だけでなく、添い寝という文化も睡眠不足の一因になっている可能性があるという。
とはいえ、「子どもが安心して寝てくれる」「家族のぬくもりを感じられる」「子どもと過ごせる貴重な時間だから」といった理由から、添い寝を続けたいと考えている家庭は少なくない。
実際に調査では、添い寝をしている親の95.1%が「添い寝は心理的にポジティブな影響を与えている」と回答しており、それに対して内村先生も「心理的な安心感が得られることで、質の良い睡眠につながる場合もある」と述べている。
しかし、子どもの健やかな成長のためには、睡眠の質を向上させる工夫が不可欠である。添い寝のメリットを大切にしながら、いかに快適に眠れるかが重要なポイントとなる。
「添い寝には安心感や幸福感をもたらす一方で、物理的な影響による睡眠の質の低下も無視できません。振動や騒音を軽減しながら、良い睡眠環境を整えることが必要です」と内村先生は指摘する。
睡眠環境を整える方法はいくつかあるが、すぐに取り入れられる工夫の1つが「寝具の見直し」だ。内村先生によれば、「添い寝シンドローム」の対策として「振動を抑えるマットレスを選ぶことが重要」だという。
実際に今回の調査では、ポケットコイルのマットレスを使っている人は、他のマットレスを使っている人に比べて「睡眠に課題を感じない」割合が10ポイントも高いという結果が出ている。
ポケットコイルは、1つ1つのコイルが独立して身体を支えるため、振動が伝わりにくいという特徴を持つ。
つまり、ポケットコイルのマットレスを導入することで睡眠環境が大きく向上し、添い寝の心理的メリットを活かしつつ、物理的なデメリットを軽減できる可能性があることを示している。
子どもの健やかな成長には、心理的な安心感と質の高い睡眠のバランスが重要だ。添い寝を続ける家庭でも、マットレスの見直しなど環境を工夫すれば、親子ともに快適な眠りを得られるだろう。
〈調査概要〉
「添い寝と睡眠の質」に関する実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年1月16日~18日
調査対象:全国の20~60代の男女(子育て世帯およびパートナーと同居している方)
有効回答数:1,100名
日本睡眠協会 理事長 / 久留米大学 学長
内村 直尚 先生
日本初の睡眠障害専門外来を開設した睡眠障害治療・研究のエキスパート。精神科外来の現場では、睡眠障害だけでなく、感情障害・統合失調症・てんかん・認知症・アルコール・心身症・PTSDなど専門領域まで幅広く受け入れている。また、児童思春期の心の問題から緩和ケアまで幅広い臨床を行う。
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文:FQ Kids編集部