2023.06.07
2023.10.13
2024.05.27
シャープは、コミュニケーションロボットとして人気の『RoBoHoN(ロボホン)』と、話題のChatGPTを活用したプログラミング教育ツールを展示。
子どもでも理解しやすいビジュアルプログラミングで、指示通りにロボホンを動かすことができたり、テキストでChatGPTへ質問するとロボホンが音声で回答してくれるといった仕組みを通して、プログラミングやAIの基礎を学ぶことができる。
人型ロボットならではの「可愛らしさ」も、子どもたちの知的好奇心を刺激してくれること間違いなしだと感じた。
他にも、電源なしで表示保持できる電子ペーパーディスプレイや、最新技術を活用して個々人の暑熱リスクが簡単に測定できるリストバンドなど、教育現場で活用できる最先端技術の数々に未来を感じることができた。
ロボット×プログラミングの組み合わせで、プログラミングだけでなく理数科目を楽しく学べるカリキュラムを提供している株式会社ロボット科学教育のブース。
2003年設立で、STEAM教育の業界では長い実績が特徴。ロボットを製作しながら科学を学ぶ教室『Crefus(クレファス)』を、全国の25都道府県に全80教室展開中。幼稚園・小学校でのプログラミング教材としての利用も増えており、先生向けの体験会も実施している。
LEGO®ブロックでロボットを作り、プログラミングを使って動かすカリキュラムは、幅広い年齢の子どもたちが楽しみながら学べると人気。ブースでは見ているだけでわくわくするようなレゴ®エデュケーションのキットが多数展示され、子どもたちの未来への学びが期待できた。
くもん出版のブースでは、「遊びを学びに」をコンセプトに開発された、幼児から小学生まで活用できるプログラミング商品が展示された。
「マタタ プロセット」は、4歳からのSTEAM&プログラミング学習教材。コマンドがカラフルなブロックになっており、それを組み合わせることで手のひらサイズのロボットを動かす仕組みだ。
プログラミング言語を知る必要なく、基本的なプログラミングスキルや、それに必要な論理的思考=「プログラミング的思考力」を楽しく養うことができる教材だ。
「テイルボット プロセット」は、3歳から遊べるプログラミングおしゃべりロボット。「前後」「左右」「回転」「リピート」などの9つのボタンを押してロボットを動かし、マップ上を動かしながら遊ぶことで、プログラミングの考え方を楽しく体験できる。
付属のマップは10種類で数字や音楽など内容盛りだくさんで、言語も8ヶ国語の切り替えが可能。おうちでも気軽にトライできるプログラミング教材だ。
ブースでは、他にもさまざまなプログラミングに関する教材を、直接見て、触って、体感することができた。
子どもの身の回りにあるゲームや電子おもちゃは、すでにプログラミングされた動作しかしないものが多い。今回紹介したような、自分でプログラミングをして楽しみながら学べる教材やおもちゃに、小さい頃から触れることで、これからの時代に必要な子どもの想像力や創造性を育てることができる。
EDIXは教育業界向けの展示会だが、こうした教材が学校で導入されていくことで、家庭にももっとプログラミングで遊べる教材やおもちゃが浸透していくはず。これからも、最先端技術を駆使した新しい教材やおもちゃの動向に注目していきたい。
文:FQ Kids編集部
編集部のオススメ記事
連載記事