2022.08.05
2024.10.16
2023.03.16
東京海洋大学名誉博士であり、タレント・イラストレーターのさかなクンは、幼少時から魚の絵ばかり描いていたという。さすがに学校の先生が勉強もさせるようにと言っても、母親は「あの子は魚と絵が好きだからそれでいいんです」と返した――。
おかげでさかなクンは存分に才能を伸ばすことができ、今や唯一無二の存在として大活躍している。子育ての理想のような逸話だが、親であればわが子の興味・関心はできるだけ伸ばしてあげたいもの。その対象は魚でなくてもいいのだが、今まさにクラウドファンディングで先行販売中の「さかなかるた」を紹介しよう。
株式会社千葉印刷がクラウドファンディングで先行販売中なのが、『さかなかるた 淡水魚版』。好評だった『さかなかるた』の第2弾となる。
かるたの見た目はカード型に切り抜いた魚の表面。印刷技術を駆使して再現されたリアルさは、本物と見紛うほど。光沢やウロコ感をじっくり眺めれば、自然の造形の美しさに息を飲むだろう。触感でも魚の表面を堪能できる仕上がりになっている。
そんなかるたの取り札が何という魚のものか、当てて遊ぶゲームが楽しめる。魚の種類は24種。「淡水魚版」では日本のみならず世界の川や湖、池や沼に棲む淡水魚がラインナップされた。
読み札には魚の名とヒントが書かれている。名前だけでわかって取り札を当てられれば大したもの。わからなければ読み手にヒントを読んでもらおう。「所々に緑色やピンクの部分があります」などと聞けばだいぶ絞れてくるはずだ。
取り札の裏にはその魚の写真や情報が記されている。繰り返し遊ぶうちに、わが子はお友達も驚く淡水魚博士になれるだろう。
基本的なデザインは第1弾の「さかなかるた」と同じなので、第1弾と今回の淡水魚版を混ぜて遊ぶことも可能だ。
また、耐水素材仕様なので、お風呂や家庭用プールなどで遊ぶこともできる。魚というモチーフへのこだわりがここにも感じられる。
クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING(グリーンファンディング)」では先行販売特別価格で購入できる。代官山 蔦屋書店では、3月28日(火)までの期間限定展示がされているので、実物を一度見てみるのもオススメだ。
図鑑や映像でも生き物を知ることはできるが、このカルタでは、手触りなどの実感を伴って遊びの中で好奇心を膨らませることができる。本物に興味をもったら、淡水魚がいる水族館を探してみたり、釣りなどの体験に発展しても楽しいだろう。好きなことに真っ直ぐな子供ならではの探究心は大事に育ててあげたい。
文:平井達也
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