2022.02.07
2020.02.25
2022.12.26
お年玉やお小遣いをもらうことは、子供がお金や社会の仕組みを知る絶好のチャンス。しかし、お金や社会と言ってもピンとこないような年頃の子に、自分の意思でモノを買ったりお店に行ったりする機会を与えるには、準備不足が否めない。
ちゃんと理解してもらうにはどうやって説明したらいいのか、親にとってもなかなか難しく、曖昧になりがち。そんなパパ・ママには、子供が遊びながら自然に学ぶことができる“学習アプリ”がおすすめだ。
株式会社medibaと株式会社ORSOが共同で企画・開発を行っているのが、App StoreやGoogle Playから無料でダウンロードできる、子供向けマネー学習アプリ『まねぶー』。
アプリ内のお店で仕事体験をしたり、アプリ内通貨「マネブ」を使って買い物をすることができ、お金、仕事、社会に触れることができる。
auじぶん銀行株式会社やアニメ制作の株式会社タツノコプロなど、幅広い企業がアプリ内にお店を出しており、街をお散歩するように楽しみながら世界を広げていける。
そしてこの度、幼児教育メディア「FQKids」も出店を開始。子供向けの金融教育やESD(持続可能な開発のための教育)の推進に取り組む『まねぶー』に、持続可能な社会を目指して子供たちの非認知能力を育てる教育を届けたいと願い、実現した出店だ。
そんなアプリ内店舗「FQKids」で体験できるのは、3つのゲーム。
「ざっしのチェック」では、お手本と見比べて記事の間違いを見つけていく。わが子は人生で初の校正作業をこなせるだろうか。
「ことばのくみあわせ」は、意味が通じるように単語を組み合わせていくゲーム。言葉をつなげて表現の幅が広がる楽しさを知れば、言語学習に興味を持つかもしれない。
また、「パパとはみがき」では、画面をタッチして虫歯菌をやっつけるゲームもできる。子供は歯磨きの大切さを視覚的に体感し、日々の歯磨きにも励むようになりそうだ。
そして、ゲーム内のお店での仕事をクリアすると、ゲーム内通貨「マネブ」をもらうことができ、アプリ内でお買い物ができる。購入したアイテムが増えると「おうち」や「まち」のグレードが上がり、賑やかになっていくのが楽しい。
なお、アプリは最初に制限時間を決められるなど、ペアレントコントロールが効くので安心だ。
社会経験を積んだパパ・ママなら、子供に仕事や買い物についていろいろなアドバイスができるはずだ。『まねぶー』をプレイするわが子を見守りながらコミュニケーションをとることで、成長を応援しながら、子供から尊敬の眼差しを受け取るようになったら、親としても嬉しいだろう。
社会や経済といったものは、言葉で説明するのは難しい。楽しみながら実感をともなって学べる学習アプリをうまく活用してみてはいかがだろうか。
文:平井達也
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