2022.03.17
2021.12.21
2022.05.19
新しい年度の始まりとともに、今後のライフプランや子供部屋を考え、やっぱり一戸建てがほしい! と感じているファミリーも少なくないのでは?
コロナ禍がきっかけとなって始まった社会のリモート化は収束後も広がっていくだろう。そこで存在感を増すのが住居だ。家はもはや「帰って寝る場所」ではなく、学びや仕事のステージでもある。そんな未来を視野に入れた戸建て住宅が販売されている。何が新しいのだろうか。
パナソニック ホームズの子育て世帯向け戸建住宅『KODOMOTTO』は2015年に販売が開始され、2018年には学研グループとのコラボレーションでバージョンアップ、さらにこの4月、株式会社学研ココファンとの共同開発によりリニューアル発売された。「家族みんながいっしょに成長できる家」をコンセプトに住まいの概念を更新するものとなっている。
もはや学びは、デスクで本に向かったりパソコンのディスプレイを凝視したりだけで達成されるものではない。もちろんそうした行為は今後も重要であり続けるだろう。一方でこれからの学びに求められるものには、好奇心を発揮し続けたり、自然環境をいつくしむ感性を持ち続けることなどがある。家にもそうした新たな学びをサポートする機能が必要だ。
『KODOMOTTO』はそんな未来の学びを支えてくれる。ラインナップの2つ、plan01、plan02のそれぞれについて見てみよう。
plan01では、1階に「家族のアトリエ」が設けられている。吹き抜けが気持ちいい多目的に使えるスペースだ。親子で一緒に工作をしたり楽器を合奏したり、ホームパーティーにも使えそうだ。集中したい時や来客時はパーティションで仕切ることも可能だ。
階段上にはライブラリースペースも。それぞれの本を持ち寄って並べれば、関心を共有したり新たな刺激を受けたりできそうだ。
plan02の1階には「土間の学びスペース」が。植物を栽培して観察したり、小動物を飼育したりできる。上がるとすぐに手洗い洗面があるので、汚れた手をすぐにきれいにする習慣をつけられる。
大型パントリーを備えているので、料理や食器にこだわりたいファミリーにもおすすめだ。
両planとも、子供部屋は成長などに合わせて間取りを変えられる。階段下のヌックはわが子が一人で集中して過ごすためのスペースにも。在宅ワークに使える書斎も注目だ。
コロナ禍で見直されることとなった家庭での時間。実は家で・家族でできることはたくさんあるという気づきは、収束後も生かしていきたい。
新居について考えることは家族の未来を考えること。特にそこで大人になっていくわが子にとって、どんな住居で育ったかは、どんな家庭で育ったかを構成する大切な要素だ。子供時代に家にいる時間が楽しかった子供ほど、豊かな人生を歩んでいける気がしないだろうか。
文:平井達也
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