2021.08.06
2022.04.27
2020.04.21
GMOメディア株式会社が運営する、プログラミング教育ポータルサイト「コエテコ」と、経営コンサルティングサービスの株式会社船井総合研究所が共同で「2020年 子ども向けプログラミング教育市場調査」を行った。
この調査によると、子供向けプログラミング教育市場は、2024年に約257億円まで拡大する予測だ。2019年の2倍を超える拡大が予測される背景には、今年度からの小学校のプログラミング教育必修化が背景にある。
保護者の中には「プログラミング教育」と聞いてもあまりイメージが湧かず、不安に感じている方も多いのではないだろうか。
プログラミング教育といっても、小学校でプログラミング言語やコーディングを学ぶわけではない。
プログラミングができる技術を身に付けるというよりは、ほかの教科や日常生活、社会生活でも活かすことのできる「プログラミング的思考」を身に付けることを目的としているのだ。
物事を順序立てて考えたり、分解して考えたりといった、プログラミングの概念に基づいた問題解決ができるようになることは、子供が将来どのような職業に就いたとしても役に立つことだろう。
文部科学省は2021年開始の「大学入学共通テスト」にプログラミング科目を導入することも検討している。
新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う休校などの影響で、通学型のプログラミングスクールに加え、オンラインで受講できるプログラミング教室なども今後増えていくことが予想される。授業料や授業内容、講師の質は、各プログラミング教室によってかなりの差がある。
教室が増えるということは、選択肢も増えるということ。受講料、カリキュラム内容、講師の質はもちろん、教室の雰囲気が子供に合うか合わないかなど、条件を多角的に見定めて、教室を選ぶ必要がありそうだ。
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