2021.08.20
2022.01.07
2021.08.23
プログラミング教育の重要性が叫ばれている。実際、社会に出れば、デジタルな能力はますます問われるようになっていくだろう。いまや英語力を要する仕事以上に、多かれ少なかれパソコン操作が必要な仕事が多いはずだ。
将来に備えてわが子にもプログラミングの力をつけさせてあげたい、教材や教室も増えている、しかしどう選んで良いのかわからない……というパパママは少なくない。もちろん価格も気になるところだ。
まずはプログラミングを学ぶとはどういうことか、親子ともにザックリとでも理解できれば安心だろう。そこでおすすめしたいのは“ちょっと試してみる”ことができる講座だ。
人気通信教育のZ会が開発したのが「Z会プログラミングはじめてみる講座」だ。パソコンやタブレットがあればすぐに始められる通信講座なので、教室に通う必要がない。対象は幼児年長から小学3年生まで。手軽に受講できる期間(3ヶ月)と価格(ひと月あたり税込1,980円)も“試してみる”のにピッタリだろう。
教材は毎月自宅に届く。第1回は「ゲームをつくろう」。全国の小学校で導入されているプログラミングツール・Scratchの機能を少しずつ学びながら、簡単なゲームを作ることができる。第2回は「楽器をつくろう」。Scratchの鍵盤で音を入力し、録音や再生もできる楽器でオリジナルのメロディーを作る。
最終月の第3回は「センサーであそぼう」。第1回で学んだゲーム作りの基礎を活かし、パソコンやタブレットのカメラの前で体を動かすと一緒にキャラクターが動くなどの、少し高度なプログラミングに挑戦する。
学習方法は、まず動画で学ぶ内容をチェックしてから、毎月届く4枚の『やってみようカード』に沿ってプログラミングを進めていく。少しずつ、着実に進んでいけるシステムだ。多彩なテーマを楽しみながら試行錯誤する中で、成功体験を重ねていくこともできる。
パパママ向けには『保護者向けガイド』が毎月送られてくる。こちらには最新のプログラミング教育事情や、子供が学んでいる内容の紹介記事が掲載されている。わが子の学習の方向性を考えるのに役立つはずだ。
大学入学共通テストでも、プログラミングを含む「情報」を採り入れることが検討されている。この分野の教育が今後どう展開していくか、引き続き注目が必要だ。わが子と試してみる機会がほしいパパママは、チェックしてみてはいかがだろうか。
文:平井達也
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