2022.05.16
2024.10.21
2021.09.16
子供の読書離れを懸念する声は少なくない。とはいえ、わが子に「もっと本を読みなさい」と強要して、ますます本が嫌いになってしまうなんてことは避けたいもの。
そこで、子供が自然と読書を好きになると評判のコンテンツを紹介しよう。1冊の本との出会いが、わが子の人生の可能性を大きく広げてくれるかもしれない。
株式会社Yondemyが運営するのが子供向けオンライン読書教育の習い事『ヨンデミーオンライン』だ。
オンラインといってもただ画面上で本を読み進めるのではなく、あくまで1人ひとりに合った読書指導サービス。膨大な児童書の中から、その子に合った本をAI司書「ヨンデミー先生」がセレクトしてオススメしてくれるのだ。
だからわが子には難しすぎたり、興味の持てない内容だったりする心配が少ないのだ。もちろん徐々にオススメ本もステップアップしていくので、読書世界も深く、広くなっていく。
ヨンデミーオンラインを受講する子供の約半数は、もともと読書に苦手意識があったり、読書嫌いだったという。しかし受講によって、うち7割が読書嫌いではなくなったというアンケート結果が出ている。その秘密は、きめ細かい選書に加えて、どんどん本の世界にハマっていけるよう工夫されたサービスにありそうだ。
まずはクイズ形式のミニレッスン。クイズに答えながら、学校では教わらない本の楽しみ方や感想の書き方などを学ぶことができる。これまでに読んだ本の表紙がアプリ上に並んだり、バッジを獲得できる機能はゲームの感覚も楽しめて、読書意欲を高めてくれる。
そしてコミュニティ機能「本の友グループ」では、受講生同士で本の感想を共有することで共感や仲間意識を育め、新たな本の楽しみ方を知ることができる。さらに「ヨンデミーペアレンツサポート」や「ヨンデミーノウハウシェア」といったパパママ向けのサポートサービスもあるので心強い。
受講した子供たちのパパママからはこんな声が寄せられている。
「それまで図鑑やなぞなぞといった本だけだった息子が、あらゆる本を手にとるようになりました。お気に入りの絵本が見つかり、同じ作家さんの別の絵本がおすすめされると早く読みたがるようになりました」
「ヨンデミー先生への信頼は絶大で、親が薦めても見向きもしないのに、ヨンデミー先生のオススメというだけでチャレンジしてくれます」
「私はつまらないと思ったものを子供はここが面白かった! と具体例を聞かせてくれたり、“つまらない”も感想だから別にいいんだよと、ヨンデミー先生の言葉を真似したり。その会話すべてが楽しい」
わが子が読書をするようになって、親子のコミュニケーションも豊かになった様子が伝わってくる。
パパママには、子供の読書は国語などの成績を上げるためのものではないことを忘れないでほしい。もちろんそうした効果はあるだろうが、まずは子供が本の世界を楽しむ姿を見守ってもらいたい。読書の楽しさを知れば、子供は自ずと興味の範囲を広げて本を手に取るようになるはずだ。
デジタルネイティブと言われる子供たちにとってはより親しみやすいオンライン。そのオンラインの力を借りながら、インターネットとは違う活字の世界に入っていく。わが子世代にとって、それは新鮮でワクワクする体験になるだろう。
文:平井達也
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