2024.09.18
2022.04.25
2020.12.09
※ヤマハ音楽教室に通う小学生の生徒さまとその親御さま20組へアンケート調査を実施した結果
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第1回:医学博士に聞く! 脳や身体に良い影響をもたらす音楽の力
第2回:音楽系の習い事で得られる“幸福度”調査の結果とは?
第3回:目指すのは「音楽で遊べる子供たち」非認知能力が“自然に伸びる”音楽教育のメソッドとは?
アンケートでまず聞いたのは、「演奏技術や音楽能力の面でどのような成長があったのか」という質問だ。
「楽譜を読めるようになった」(8歳女の子)、「両手でピアノを弾けるようになった」(9歳男の子)、「リズム感がついた」(9歳女の子)など、音楽の基礎能力について成長を実感していると多くの生徒や保護者が回答。
さらには、絶対音感が身に付いたなど、より高度な成長を実感しているという声も多く聞かれた。「作曲ができるようになった。譜面のないゲームの音楽を聴いていた時に成長を感じました」(10歳男の子のパパ)、「TV等で聞いた曲を耳コピで弾けるようになった」(9歳女の子)、「耳コピした曲に、かっこよくハマる和音を即座につけて弾いたときに成長を感じた」(10歳男の子のママ)。
単に演奏技術だけでなく、創造性においても成長が顕著に感じられる理由はなぜか。一般的な個人教室ではピアノが「弾ける」ことを重視するところが多いが、ヤマハ音楽教室では、鍵盤を弾くことだけではなく、「きく」、「うたう」、「ひく」、「よむ」、「つくる」といった様々な要素をレッスンの中でバランスよく行っている。
例えば、「つくる」の部分では、子供たちの発想や感性を大切にしながら、曲をアレンジしたり、作曲することをレッスンを通して体験していくという。音楽を総合的に学ぶことで、子供たちの豊かな感性や創造性、表現力といった、いわゆる「非認知能力」につながる力をも育めるというわけだ。
また、子供の発達特性に合わせたカリキュラムが組まれている点も、子供たちの成長に大きく貢献していると言えそうだ。ヤマハ音楽教室の堀田庸元さんに話を伺った。
堀田さん:「幼児の時期は特に聴音力が、小学生以降では手指の巧緻性や知的理解力が発達するなど、子供の年齢によってそれぞれ伸びる時期が違います。子供の発達特性に合わせて、その時期に一番伸びる力を無理なく伸ばすカリキュラムになっています」。
創造性や表現力をも育むレッスンは、人間的な成長にも繋がっているに違いない。第2の質問では、「音楽能力以外の面で成長したと感じていること」について聞いた。
最も多かったのは、「努力する習慣が身に付いた」という回答だ。
「努力したぶん上達し、それが報われると知ったことは勉強への取り組みに影響していると思います」(10歳男の子のママ)
「毎日頑張って練習することで忍耐力がついたかなと思います」(10歳男の子のパパ)、「好きな物事に対する集中力が高まった」(11歳以上男の子)
また、「絵を描くのが好きですが、音楽の感性を持っていることが役立っていると思います」(11歳以上女の子のパパ)、「芸術的センスと繊細さ。また、その繊細さによる人に対する思いやり」(9歳女の子のパパ)など、クリエイティビティへの好影響を実感している回答も見られた。
音楽の習い事では、レッスンだけで完結するのではなく、家庭での日々の練習が大切になる。コツコツと日々の努力を続けられるよう、ヤマハ音楽教室ではモチベーションを高める工夫がなされているという。
堀田さん:「レッスンでは、講師がその子の練習してきたことを認め、成長を見逃さず褒めるようにしています。同時にグループレッスンの中で、お友達の前で発表したり、お友達から認めてもらうことは子供のモチベーションにもつながります。目標に向かって努力し、乗り越えたからこそ味わえる楽しさや喜びは、子供たちの成功体験に繋がりますし、日々の練習やコツコツと継続する大切さを実感できるようになります」
今回のアンケートにご協力いただいたご家族。自宅でもコツコツと練習を継続中!
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