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2020.11.22
年長向けのクラスでは、「科学の知識」、「想像力・創造力」、「論理的な考え方」、「コミュニケーション力」の4つの力を培うことにも、重きが置かれている。それぞれの「力」について解説していこう。
今回の年長向けの授業では、パーツの数を数え、プログラミングで数値の変化と速さを観察するなどし、年齢に合わせた数学的思考のトレーニングを行なった。また、トンボ、バッタ、チョウチョの、食べるものや移動の仕方などをお友達や先生と一緒におさらい。昆虫の生態という自然科学に、ロボット製作を通じて学ぶことができた。
プログラムする数値を変化させると、ロボットが動くスピードも変化することを体感
授業では、基本型のトンボを作った後、自由な発想のもと改良させる時間が設けられた。結果、創造性にあふれたトンボロボットも誕生した。毎回のクラスでモデル製作を行うことで、子供たちは試行錯誤をすることに対し、楽しみを見出せるようになるという。
作品の一例。「悪者を退治するトンボロボット」という設定のもと、“武器”となる長い尾っぽをつけたという
同じ昆虫でも食べ物や羽化する前の姿形は異なる。こうした特徴をもとに昆虫を特定したり、分類したりする作業は、論理的に物事を考える練習になる。今回のクラスでは、トンボやバッタ、チョウチョの生態を箇条で見直したうえで、昆虫を分類する時間も設けられた。
授業の内容に応じたワークシートが用意されている。より効果的な学習をサポートするツールだ
どのようなことを考えながらロボットを改良したのか、一人ひとりが発表。考えを表現する力、ほかの子供の話を聴く力を養うことが、発表の目的だ。
「まだ習い事はしておらず、幼稚園以外の場所で勉強するのは初めてのことでしたが、落ち着いて先生やお友達の話を聞き、とても楽しそうにしていたので驚きました。実は数字に対して苦手意識があるようなのですが、先生に『間違えても大丈夫』と言ってもらえたので、安心して授業に臨めたようです。また、自発性にも重きを置いたCrefusの教育は、『自分で考えて行動する』力にも結びつきそうだと感じました」。
「小学校でプログラミング教育が始まることを知り、ぜひ入学前にプログラミングを経験させたいと考えていました。また、ロボットや電化製品に対して、『どんなふうに動いているんだろう?』と興味をもつシーンが増えてきたので、そうした興味もカバーしてくれるCrefusの授業を体験できてよかったです。今回の授業では、子供が好奇心をもって、楽しみながら学ぶ姿を見ることができました」。
「とても分かりやすく、楽しい授業だと思いました。子供が遊んでいる時と変わらないくらい、集中してロボットづくりやプログラミングに取り組んでいたのが印象的です。また、『このボタンを押したら、ロボットはどんな動きをすると思う?』といった問いをどんどん投げかけ、新しい発想を引き出してくれる点もいいと思います。また、受け身ではなく、自主的に理科や算数をはじめ、様々な分野について学ぶ姿勢が育まれそうだと期待がもてました。」。
※通常授業時はマスク着用。また、お互いの距離を保ち「密」を避けています。
※今回は、教材としてレゴ®WeDo2.0を 使用しています。
ロボット科学教育 Crefus
TEL:0120-610-419
取材・文/緒方佳子
FQ Kids Vol.4より転載
Sponsored by ロボット科学教育 Crefus
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