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子育てファミリーの旅行プランには、わが子が喜ぶ場所や体験を入れてあげたいもの。コロナ禍で密を回避したアウトドア人気が高まったが、盛り上がりが戻ってきた文化的な体験やイベントにも注目だ。
子供が喜ぶ文化的コンテンツの1つである鉄道は、2022年に日本での開業150周年を迎えた。産業も生活も、もはや鉄道なしには成り立たなくなっているが、何が多くの人の心を惹きつけるのか。その魅力を確認できる催しを紹介しよう。
2023年3月25日(土)に、京都市勧業館みやこめっせで開かれる子供向け鉄道イベントが、「わいわい電車らんど」。2014年から6年にわたって開催され、累計来場者数は約10万3000人にのぼる伝説イベント「わくわく電車王国」のスピンオフ企画だ。
「ミニ電車・のりもの体験コーナー」では、5インチゲージの模型が走る。鉄道模型の中でもかなり大きな規格なので、親子で車体に乗って走行を楽しむことができる。走るのを見ていても迫力満点!
「鉄道おもちゃ・うんてん会」では、鉄道おもちゃの巨大ジオラマで遊ぶことができる。広々としたスペースに敷設された長いレールで、プラ電車を存分に走らせよう。プラ電車は持ち込み走行もOKなので、わが子のお気に入りの1台を連れて行きたい。
模型を運転席からリモートで操ることができる「Gゲージ運転体験コーナー」も見逃せない。世界的に根強いファンがいるGゲージの精密な車体の走りで、運転手気分を味わおう。
また、カラフルなアイロンビーズで、自分だけのオリジナル車体を作ることができるワークショップ「アイロンビーズ体験コーナー」も。
この他にも特別コラボ企画の予定があり、盛りだくさんの内容だ。
会場となるみやこめっせ内には、京都伝統産業ミュージアムがあり、周辺の平安神宮や永観堂・南禅寺といった有名な神社仏閣も巡ることができる。京都国立近代美術館、京都市動物園にも足を延ばしてみれば、中身の濃い京都旅行になるだろう。
鉄道を好むことは子供の成長にもメリットがある。実際の電車と模型を結びつけることで認識力が伸びたり、電車や路線・駅の名前を覚えることで、記憶するトレーニングとなる。
鉄道に限らず、興味のある世界に没頭することは自我の形成にもつながる。幼い時期に、関心のあるジャンルにはたっぷり浸らせてあげよう。そこで培われた力が、生涯にわたってわが子が人生を切り拓く基本にもなりうるのだ。
〈開催概要〉
「わいわい電車らんど」
・会期:2023年3月25日(土)
・時間:10:00~16:00(9:30開場)
・会場:京都市勧業館みやこめっせ 1F 第2展示場(〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9-1)
・⼊場料:有料 ※詳細は後日発表
・対象年齢:未就学~10歳くらいまで
・主催:京都市勧業館みやこめっせ(株式会社京都産業振興センター)
文:平井達也