クイズ&すごろくで脱炭素が学べちゃう!? 新登場の協力型ボードゲームが面白い!

クイズ&すごろくで脱炭素が学べちゃう!? 新登場の協力型ボードゲームが面白い!
地球規模の課題であるにも関わらず、具体的に何をすればいいのかがわかりにくい「脱炭素」。地球を救うために必要な1人ひとりのアクションを、大人も子供も遊びながら学べるボードゲームが開発されたので紹介しよう。

環境問題は現代の必須教養
子供のうちから学ぶには?

生活習慣や読み書き計算をはじめ、子供のうちに学び、身につけておきたいことはたくさんある。環境問題への対処もその1つだ。いま、地球温暖化の原因である温室効果ガスのうち、最も影響の大きいCO2の排出量を実質ゼロにする脱炭素社会の実現が世界的に求められている。日本政府も2050年までにこれを実現するとしている。

遊びを通してさまざまなことを学ぶ子供たちに、この冬休みに挑戦してほしい、脱炭素をテーマにしたボードゲームがある。株式会社丸義モリカワがリリースした『CN2050(読み方:しーえぬに一ぜろご一ぜろ)~脱炭素ボードゲーム~』だ。

2050年までにCO2を減らせるか!?
ドキドキの協力型ゲーム

『CN2050』は、クイズに答えながらすごろくを進め、2050年までに地球を模したボード上から「CO2ポイント」を消すことを目指すゲーム。プレイ開始時点は2022年。プレイヤーはタイムマシンで未来からやって来たという設定だ。盤上をタイムマシンで進みながら、脱炭素をめざす。すでに地球には20のCO2ポイントチップがたまってしまっている。

プレイヤーは順番にCN(カーボンニュートラル)カードを2枚ずつ引いていく。カードに書かれたアクションから「よりCO2排出を抑える、または削減できる」と判断したものを選ぶ

選んだカードを裏返すと、そこには「CO2ポイントの増減」と「時間ポイント」が。ドキドキの瞬間だ。増減ポイント分だけ地球上のCO2ポイントチップを増減させられて、時間ポイント分だけタイムマシンゴマを進めることができる。

CNカードに書かれているのは「夏季は入浴をシャワーだけで済ます」「無駄な冷房の運転を控える」など、身近なアクションだ。生活の中の意識的な行動の積み重ねが地球を救うことにつながるのだと実感できるだろう。

正しい判断を重ねているつもりでも、想定外のことが起きるのはゲームも現実も同じ。例えばコマが「工場マス」に止まってしまえばCO2は増え、「植林マス」に止まればCO2を減らせる。「設備投資マス」に止まれば設備投資チップがもらえ、中長期に出るCO2を抑制できるが、CNカードを引いた時に災害カードが出てしまうとその設備投資を失ってしまうことも。

このゲームは、プレイヤー同士の勝ち負けがない協力型だ。地球の危機を前にして、プレイヤー同士が競っている場合ではない。協力して脱炭素を達成することがゴールなのだ。2050年に地球上のCO2ポイントをすべて消すことができていれば、人類の勝利ということになる。

実際に遊んだ人からはこんな感想が寄せられている。
●意外なアクションで効果の高いものがあったりして発見があった(40代女性)
●自分が選んだカードや設備投資チップ以外も、内容が気になるのでまた遊びたい(小3女子)
●地球の絵の上から雲の形のチップを取り除いていく形式が、目に見えるのが面白い(30代男性)
●内容は濃いけれど短い時間で遊べるのが良かった(小6男子)

ゲームの監修は法政大学の川久保研究室。環境工学の観点から、自治体や建築分野でのSDGsなどの研究を行っている研究室だ。ゲームに科学的エビデンスを与えるとともに、数値の基準や計算の元となる情報源について「CN2050 解説書」をまとめて添付している。

ゲームデザインは株式会社Dig-A-Dooの遠山彬彦氏。「かなカナ」「いちごカレンダー」「Mr.シリーズ」等多くの人気ゲームの生みの親が、硬いテーマからエンターテイメント性あふれるゲームに作り上げた。

未来を変えるのは今の行動
遊びをきっかけに考えよう

2050年を目標年度とするならば、残された時間はあと30年を切った。30年後の自分、わが子がどうしているか想像してみてほしい。その時になって、あの時暮らしを変えていれば、と後悔しても遅いのだ。ゲームのように過去に戻ってやり直すことはできない。

現在を変えれば未来は変えることができる。小さな1つひとつの決断を積み重ねて、危機を乗り越えられるか、試されているのは今なのだ。遊びから、親子で考えるきっかけを作ってみてはいかがだろうか。

〈製品概要〉
「CN2050~脱炭素ボードゲーム~」
・価格:¥3,850(税込)
・対象人数:1~6人
・プレイ時間:20~30分
・対象年齢:8歳以上
・販売:公式サイト(board-game-mill.stores.jp)


文:平井達也

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