2023.08.30
2021.06.01
2022.07.31
昔も今も、幅広い世代に大人気の“クイズ”。教科の問題を解くのは苦痛に感じてしまっても、なぜクイズを解くことは楽しめるのか。人間は謎を示されると解き明かしたくなる生き物のようだ。
わが子とクイズを出し合った経験のあるパパママも多いのではないだろうか。子供がその柔軟で自由な発想力で作るクイズに、大人が負かされる……なんてことも。そんなクイズが大好きな子供にとって、この夏チャレンジしがいのあるキャンペーンがある。
キユーピー株式会社が、同社公式サイト内で展開している食育コンテンツが『食生活アカデミー』だ。「つくる・食べる」「からだと栄養素」「食生活のぎもん」「食べものとSDGs」「自由研究」といったコンテンツがあり、食全般について、また食を入り口に世界の貧困や飢餓について学ぶことができる。
その『食生活アカデミー』では、夏休みに「食の研究チャレンジ」を募集中(www.kewpie.com/academy/summer-challenge)。食の自主的な学びを通して、子供に好奇心や探求心を育んでもらおうと企画された。コースは「食生活クイズ」と「自由研究」の2つだ。
「食生活クイズ」(www.kewpie.com/academy/food-quiz)は、小中学生対象。食にまつわるさまざまな疑問をクイズの問題にして、答えとセットで応募する。例えば「卵は何℃で固まるか?」「食品ロスの現状」「なぜ朝食を食べた方が良いのか」など、いろいろな切り口からアプローチが可能だ。
答えにたどり着くまでには、調査や実験が必要になり、そこに学びがあるというわけだ。答えに添えるイラスト・参考にしたWEBサイトや書籍を記すことも求められる。
応募者全員に参加賞(キユーピーオリジナルメモ帳)が贈られる他、入賞すると『食生活アカデミー』に掲載され、食生活アカデミー豆知識博士認定証、受賞クイズの冊子がもらえる。
「自由研究」(www.kewpie.com/academy/research)は、小学生のみが対象。応募用ホームページには、研究テーマの例や研究の進め方、まとめ方が紹介されている。「食の研究チャレンジ」にかぎらず自由研究一般に役立つものばかりだ。
こちらも全員に参加賞(キユーピーオリジナルクリアファイル)があり、入賞すると『食生活アカデミー』への掲載や、賞状とキユーピーオリジナルグッズを贈呈される。
学校で習うこと以外にも必要な知識はたくさんある。ただし、それらをただ覚えようと思ってもなかなかしんどいもの。けれど、「問題を作る」という目的があると、もっと知りたい・調べたいと思えそうだから不思議だ。
「クイズ作り」にはモチベーション以外の学習効果もある。「誰かに教えることが一番勉強になる」という話はよく聞くが、学んだ知識をアウトプットすることで、知識はよりしっかりと身につく。パパママもわが子の話にしっかり耳を傾けて、アウトプットを促してみるのも効果的かもしれない。
文:平井達也
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