何で遊ばせるかよりも「親がどう関わるか」が重要!? 非認知能力を養う4つのポイント

何で遊ばせるかよりも「親がどう関わるか」が重要!? 非認知能力を養う4つのポイント
遊びやオモチャを自分でつくることを通じて「非認知能力」を養うためには、子供1人で「何で遊ばせるか」ではなく、「親がどう関わるか」が大切だ。それはちょっとしたサポートでOK。4つのポイントにしぼって解説する。

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1.環境を整備する

 
折り紙、画用紙、古新聞、サインペン、のり、ハサミなど、オモチャや遊びづくりに使えそうなツールはあらかじめ家に用意しておこう。子供がアイデアを思いついて、「〇〇ない?」と聞いてきた時、あればすぐに取りかかれるからだ。

だが無い場合、出鼻をくじかれた子供はやる気を失うことも……。また「〇〇ない?」と聞かれた際、「もう! またぁ!」など余計な言葉をかけることも、やる気をそぐ可能性があるのでNG。

2.“とっかかり”をつくる

 
「さあ、何かつくりなさい」と突然言っても子供はやらないもの。まずはパパ・ママ自身が身近なもので何かをつくったり、楽しそうに遊んだりすれば、子供も自然にやりたくなってきます。「身近な物でこんな楽しいものがつくれる」「自分でつくれる遊びがある」という事実に気付かせ、意欲に火をつけてあげるのだ。

気付きさえすれば、子供はそこから想像力や行動力を発揮して、自分なりに面白いものをつくっていく。

3.否定せずに見守る

 
子供が何かをつくり始めたり、遊んだりし始めたら、少々気になることがあっても何も言わず、見守ってあげることが大切。大人はつい口出しをしたくなり、「こっちの方がいいよ」「そんな色やめたら?」「形が変だよ」など、否定的な言葉が出てしまうことが多いもの。

それではそこで育つはずだった「非認知能力」が育たなくなってしまう。遊び以外のことでも、子供が自分からやり始めたものにはおおらかな態度で見守ろう。

4.肯定的な声がけ

 
パパ・ママからの声がけは、大人が思う以上に子供の「非認知能力」を育むサポートになるもの。例えば、できたものを「すごい」「いいのができたね」と褒めたり、何かやろうと考えて、でも失敗を恐れる子供に、「失敗してもいいからやってごらん」と言って背中を押してあげたり。

途中であきらめようとしている子供に、「あと少しね。がんばれ」と応援するなど、肯定的な声がけをしてあげよう。大げさにリアクションするのもおすすめだ。

>>関連記事【おうちや外で簡単にできる! 子供の非認知能力を育む「遊び&オモチャづくり」8選】

教えてくれた人

原坂一郎さん
こどもコンサルタント/KANSAIこども研究所所長。23年間の保育所の勤務を経て、「こどもコンサルタント」に。どんな子供も笑顔になるそのユニークな保育法は、メディアから「スーパー保育士」と呼ばれ注目された。現在は、笑いと笑顔をキーワードに、子育てに関するさまざまな研究・執筆・講演を全国で展開中。『読むだけで、子育てがうんと楽しくなる本』(春陽堂書店)、『ママのイライラが笑顔に変わる 男の子の育て方』(洋泉社)ほか著書多数。


文:笹間 聖子

FQ Kids VOL.09(2022年冬号)より転載

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