2021.11.07
2024.03.21
2022.01.04
>>関連記事【非認知能力が遊ぶほどに伸びていく!? 家族で楽しむ「カードゲーム」のメリットとは】
ゲームを通じて言葉や数字、国名などを覚えていくカード。「知育カード」とも呼ばれており、記憶力や集中力などを高めるものも。対象は未就学児から小学生まで幅広いので、年齢や子供の興味に合わせて選んで。
はらぺこあおむし
なにかな? カードゲーム
¥1,540(税込)
出題者が持つカードに描かれている生き物を、質問をくり返しながら当てるゲーム。動物の名前はもちろん、特徴をとらえるトレーニングに。また質問をくり返すことで、表現力や語彙力がアップする効果もあり。
対象年齢:3歳~。
問/学研ステイフル
HP:www.gakkensf.co.jp
™ & © 2021 Penguin Random House LLC. All rights reserved.
はらぺこあおむし じょうげさゆうゲーム
¥1,540(税込)
上下左右に分割された12枚のカードから、条件に合うカードを素早くチェック! 意外に難しい前後左右の理解(空間認知能力)や、物の大きさの認知力を、人気絵本「はらぺこあおむし」のイラストカードで遊びながら学ぶ。
対象年齢:3歳~。
問/学研ステイフル
HP:www.gakkensf.co.jp
™ & © 2021 Penguin Random House LLC. All rights reserved.
モンテッソーリBox はじめての天文学
¥3,850(税込)
天体の絵カードと名称カードでペアリングのゲームをしたり、天体の説明を書いた「定義カード」を使ってクイズを出したりと、遊びながら天体の好奇心をかきたてるセット。天体についての冊子や星座早見盤、「星空手帖」つき。
対象年齢:3歳~。
問/学研ステイフル
HP:www.gakkensf.co.jp
© 2017. by Éditions Nathan, Sejer – Paris, France
おさるのジョージ
スリーヒントカードゲーム
¥1,540(税込)
「ひこうきにのっています」「いろはきいろです」など、読み上げた3つの条件に合うカードを素早く探すゲーム。説明を記憶して、それに合ったカードを探すので、言葉の短期記憶と意味理解の能力が養われる。
対象年齢:3歳~。
問/学研ステイフル
HP:www.gakkensf.co.jp
© and ® Universal Studios and/or HMH
とけいカード
¥1,320(税込)
時計の文字盤の基本パターンを記載した46枚のカードセット。表面には「時刻を示す文字盤」を、裏面にはその時刻をアナログ・デジタルの2パターンで掲載しており、楽しく時計の読み方が覚えられる。
対象年齢:幼児~。
問/くもん出版
HP:www.kumonshuppan.com
世界の国旗カード1集
¥1,320(税込)
なじみのある国の国旗を48ヶ国分収録。表面には国旗のイラスト、裏面には首都名や国旗のいわれの解説などが掲載されているので、眺めているだけでも楽しく、世界を広げるきっかけに。
対象年齢:幼児~。
問/くもん出版
HP:www.kumonshuppan.com
かずカード
¥1,100(税込)
表面に数字、裏面に表面の数字と対応する●(ドット)を掲載。表と裏を対応させながら一緒に数を唱えることで、自然に数字が覚えられる。数える力がアップし、数字の並びや数と量の関係を学ぶきっかけに。
対象年齢:0歳~。
問/くもん出版
HP:www.kumonshuppan.com
まだ文字を学んでいない子には、ギンポー社の「国旗カード」もおすすめ。カード合わせをする楽しみもあり、自然に国旗のデザインに触れられる。「学習」にこだわらず、絵柄を見るだけでも十分。親子で楽しみながら学び、「これはどこの国旗だったかな?」と日常にも取り入れて!
かるたやトランプなど、昔から親しまれてきたカードゲーム。シンプルでありながら遊び方が多様で、家族全員が楽しめる。戦略が必要なゲームは、思考力や先を読む力、判断力を育む効果も。
こどもトランプ1to10
¥2,970(税込)
4色のカードには一般のトランプのような絵札も表裏もなく、穴がくり抜かれているだけ。小さな子供の手にも扱いやすいトランプは、手指で感じて認知するため想像力も豊かに。上質な紙が使われており、手に心地よい。
対象年齢:5歳~。
問/バンビーノ
HP:www.bambinojapan.com
花札
¥2,200(税込)
日本の伝統色・図柄を使った花札は、マンツーマンで遊ぶカードゲーム。様々なルールがあるので、小さなお子さんには絵合わせなどで遊ぶのもおすすめ。図柄を見ているだけでも楽しく、日本らしい色・デザインを知るきっかけに。
問/任天堂
HP:www.nintendo.co.jp
UNO(ウノ)
¥1,100(税込)
カードゲームの大定番。ゲームの形勢を一気に逆転できる「ワイルドカード」やゲームをリセットできる「シャッフルワイルドカード」など、頭脳を駆使してゲームを戦略的に組み立てる楽しみが味わえる。
対象年齢:7歳~。
問/マテル
HP:mattel.co.jp
UNO(ウノ)アタック エクストリーム
¥4,290(税込)
マシンからライトとサウンド効果と共にカードが飛び出すので、子供たちも大興奮! カードを引く代わりにアタックボタンをプッシュ。枚数もカードの飛距離も予測できないので、ワイルドなゲーム展開に期待。
対象年齢:7歳~。
問/マテル
HP:mattel.co.jp
まだ文字に触れていない子供でも、かるたなら絵を見ながら遊べます。ゲームの中で自然に文字に触れ、興味を持つことができれば理想的。かるたは視線の移動も多く、デジタルのゲームにはない魅力が大きい!
デザイン豊富な視覚系のカードゲームは、文字や数字に親しみのない子でも楽しめる、シンプルなルールのゲームもあり、色鮮やかでグラフィカルなカードに触れることで、色彩感覚やデザイン感覚も刺激されそう。
ゾーゲン
¥2,420(税込)
条件に当てはまるカードを誰よりも早く探し出し、その名を呼びながらカードを出すだけ。子供から大人まで楽しめるシンプルなルールは、スピード感が重要。子供でも楽しめるので、家族でプレイするのがおすすめ。
対象年齢:6歳~。
問/オインクゲームズ
HP:oinkgames.com
ナインタイル
¥2,420(税込)
手元にある9枚のタイルを自由に動かしたりひっくり返したりして、お題通りに並べるスピーディなパズルゲーム。一見シンプルなルールながらタイルの裏表の組み合わせを考えないとうまく揃わないので、戦略を立てながら進める必要があり。
対象年齢:6歳~。
問/オインクゲームズ
HP:oinkgames.com
トマトマト
¥2,420(税込)
「トマト」「マト」「マ」「ト」の4種類のカードを組み合わせ、出てきた言葉を一気に読み上げるというシンプルなゲーム。長い言葉を一気に読み上げると、口がもつれて大笑いになることも!
対象年齢:6歳~。
問/オインクゲームズ
HP:oinkgames.com
ナンジャモンジャ
¥1,430(税込)
謎生物「ナンジャモンジャ」のカードをめくる度に、その人のセンスで特徴をとらえた名前をつけ、次にめくられた時に名前をいち早く叫ぶゲーム。ロシア生まれの新鮮な色使いも楽しい。小さな子も対等に楽しめる。
対象年齢:4歳~。
問/すごろくや
HP:sugorokuya.jp
TRIO APARTMENT(トリオアパートメント)
¥1,980(税込)
窓の中に住んでいるのは「天使!」「悪魔?」「人間!」と当てっこするシンプルなルールのゲームは、初めてのカードゲームにもおすすめ。大きな声を出して当てるゲームに、小さな子たちも大興奮。作戦が立てられないので、大人と子供が対等に遊べるのも楽しい。
対象年齢:3歳~。
問/戸田デザイン研究室
HP:toda-design.com
ゾーゲンのようにたくさんカードを持つ必要があるゲームは、小さい子供の手には余るので、カードの枚数を減らしたりと少しルールを変更してあげて。マスク生活が続く今だからこそ、「トマトマト」のような口を動かすゲームを楽しんでフィジカルにも鍛えよう!
大人から子供まで人気の高い「トレカ(トレーディングカードゲーム)」は、バトルゲームに注目が集まりやすいが、収集・交換する楽しみもあり。「トレカ」がカタカナや数字のカウントを覚えるきっかけになることも。
ポケモンカードゲーム ソード&シールド ファミリーポケモンカードゲーム
¥2,398(税込)
人気の「ポケモンカードゲーム」初心者におすすめのセット。対戦グッズなどもセットになっているので、今すぐ遊べる。遊び終わったら「おかたづけボックス」へ。自分で片づける習慣づくりにもなりそう。
問/ポケモン
HP:www.pokemon-card.com
ポケモンカードゲーム ソード&シールド
いつでもどこでファミリーポケモンカードゲーム
¥1,210(税込)
持ち運びしやすい「ポケモンカードゲーム」セットポケット版。初心者でもポケモンゲームをスタートするのに必要なアイテムが、すべてセットになっている。「おかたづけデッキケース」もあり。
問/ポケモン
HP:www.pokemon-card.com
白熱する「トレカ」は子供同士のトラブルを起こすことも。購入する時に親子で購入金額や交換、またおかたづけなどの「おやくそく」を作っておくのがおすすめ。ルールを意識するきっかけづくりにもなる。
トレーディングカードゲームで
遊んだ! 学んだ!
子育て期や幼児期に「ポケカ」などのトレーディングカードとともに過ごした編集部の体験談! トレーディングカードゲームを通して伸びた力とは?
「好き、楽しい」から始めるでOK!
息子に初心者向けを購入したのがきっかけ。何が強い・弱いよりも好きなポケモンが出ることが子供の喜びで、対戦というよりコレクション感覚、集めるだけで満足していました。そこからゲーム(ルール)を学んでいき、いいきっかけに。ルールなども、字を読み書きするではなく聞いて、見て、考えて、覚える。まさに体験の宝庫でした。子供の才能はどこにあるかわからないと考えていたので、挑戦する気持ちを大切に一緒に遊びました。(編集部細井)
自分の糧となる、学びの機会が詰まったゲーム
強いカードを持っているからといって勝てるわけではなく、戦術や工夫次第では弱いカードでも勝つことができる。ここにカードゲームの醍醐味があると思うんです。子供なりにあらゆることを想定し試行錯誤をして、応用力や対応力がついて……それはもう奥深く学びのある遊びでした。大事なことは自分らしさを貫くこと! 好きなカードを使って創意工夫をして、成功体験が重なり、自分の好きという気持ちに自信が持てるのかな、と振り返って思います。(編集部沖田)
仲間と考えて楽しく遊ぶという経験は一生モノ
対戦型カードゲームで遊んでいました。1人で遊ぶものでは無いので仲間を募り、年齢関係なく友達がいた記憶があります。公式ルールをカスタムして自分たちだけのルールを作ったり、おもしろおかしく遊んだ思い出ばかり。読解力はカードの能力を理解するのに必要で、これで身についたように思います。カードの組み合わせや使う順序なども考えるので、計画性や考察力も。勝つ達成感や負けて悔しい! を仲間と味わうことが対戦ゲームの醍醐味でした! (マーケティング部中村)
磯部一恵さん
チャイルドケアマスター。モンテッソーリ教育の国際免許、幼稚園教諭一種免許、親子関係講座Active Parentingのトレーナー資格など、子供の育ちに関する多数の資格を保有。子育てをテーマにしたセミナーを企画・開催。
HP:childcare-meister.com
文:藤城明子
FQ Kids VOL.08(2021年秋号)より転載
編集部のオススメ記事
連載記事