2022.01.04
2024.04.25
2021.10.20
「フィジカルトレーナー」の第一人者
スポーツモチベーションCLUB100
最高技術責任者
中野ジェームズ修一さん(以下、中野・写真左)
日本にブーメランとキャスターボードを広めたスポーツトイの仕掛人
ラングスジャパン 代表取締役社長
小林美紀さん(以下、小林・写真右)
「社長はこの仕事、本当にお好きですよね」。東京・世田谷のラングスジャパン本社を訪れた中野氏は開口一番そう言った。中野ジェームズ修一氏といえば、2014年から青山学院大学駅伝チームの強化指導をはじめ、日本を代表するトップアスリートらを指導するフィジカルトレーナーだ。
中野:ケガをしない予防を常に念頭に置いています。すぐにメダルをゴール設定にしがちですが、この地味なトレーニングをコツコツ続けられるかが勝敗を分けます。そのためにも“ケガをしない体の土台作り”が重要なのです。
小林:ラングスジャパンも同じです。“遊びながら自然に身につくバランス感覚”が土台です。
中野:実は幼児期にしか鍛えられないのがバランス感覚などの運動神経です。4歳で全体の約80%、6歳で全体の約90%が完成します。リップスティックDLXは、運動神経の発達には最適ですね。体の土台がないと、勉強の集中力も持久力も発揮できませんから。
小林:伸びるアスリートの資質があるとしたらなんでしょう?
中野:1つはその競技が好きなこと。そして決断力です。小林社長のスピリッツは、トップアスリートそのものです。
小林:夢は100歳のリップスティックDLXライダーです(笑)。
中野:フィギュアスケートや柔道の選手もリップスティックDLXで体幹を鍛えるために活用していると伺いました。運動はマルチの方が断然効果が高いんです。
2人が競い合っている乗り物はプラズマカー。ハンドルの動きだけで前進・後退・方向転換。制限体重100kg。親子で2人乗りも可能。
中野:ブーメランについて少し教えてください。
小林:ブーメランは、投げる動作だけでなく、風を読む、軌道を読む、角度や揚力など航空力学的な能力が必要です。投げてキャッチして初めてポイントになるので、子供たちは必死に走ります。
中野:目的があって走ると疲れないし、楽しいし、体力もつきます。ラングスのブーメランにハマった小4男子が今、JAXAで働いているそうですね。ブーメランは優秀な人材を創出する!
小林:スポーツトイを子供にやらせたいなら、まず親が楽しそうにやっていれば、子供もやりたくなるし、すぐに覚えるし、パパをリスペクトして、超えたい! という気持ちも芽生えます。
中野:親は、見本を見せ、環境を用意し、選択肢を増やす。それだけでいいんですよ。
小林:まずはパパがクールにリップスティックDLXを乗りこなせたら、カッコイイですね。
スポーツモチベーションCLUB100
最高技術責任者
中野ジェームズ修一さん
PTI認定プロフェッショナルフィジカルトレーナー。米国スポーツ医学会認定運動生理学士。日本を代表するトップアスリートなど多くのクライアントを持つ。日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導するスポーツトレーナー。主著書に『医師も薦める子どもの運動』(徳間書店)、『子どもの運動神経をグングン伸ばす スポーツの教科書』(ベストセラーズ刊)ほか多数。
ラングスジャパン
代表取締役社長
小林美紀さん
「キネティックサンド」販売数世界第1位の累計200万個以上。「プラズ マカー」は200万個。すべてのアイテムをコンセプト設計からデザイン、パッケージ、販路、プロモーションまで取りまとめる。生活習慣病の予防・体質改善・スポーツトレーニングを行うスポーツクラブ「コブラクションミックス代官山」も運営。
1987年創業。海外から親の心を掴むトイを発掘し次々日本で大ヒット。自社オリジナル製品も手がける玩具の輸入総代理店。遊びながら心身を鍛えるスポーツトイのパイオニア。これまで16アイテムがグッドデザイン賞ほか数々の賞を受賞。
文:脇谷美佳子
写真:松尾夏樹
FQ Kids VOL.08(2021年秋号)より転載
Sponsored by 株式会社ラングスジャパン
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