2022.07.08
2022.08.16
2021.09.10
おうち時間の過ごし方の1つとして注目が高まっているパズル。中でもピースを組み合わせて完成させるタイプは、作品ができあがったときの達成感も高く人気だ。幼児から遊べる小ピースものから、大人も夢中になる大きなジグソーパズルや立体パズルまで、その種類は多様だ。
さらにこの夏、子供たちの探究心に火をつけるパズルが登場した。出来上がるのは恐竜の中でもティラノサウルスやステゴサウルスと並んで有名なトリケラトプスだ。
玩具メーカー・株式会社メガハウスから発売された『トリケラトプス復元パズル』は、古生物の精巧なフィギュアを組み立てる「解体パズル・サイエンス」シリーズの第1弾。
トリケラトプスの骨や内臓にあたる全34パーツのピースを組み立てたり分解したりしながら、恐竜の体の仕組みを理解していくことができるのだ。
完成品は動き出しそうにリアルな、手のひら大のトリケラトプスに。パズルとして楽しみ、反対側から標本のように骨格を観察し、インテリアとして飾っても楽しい、まさに恐るべき恐竜グッズなのだ。
この『トリケラトプス復元パズル』について、サイエンスコミュニケーターとして人気の恐竜くん(田中真士さん)も絶賛している。
「まず、骨の形状などポイントをよく押さえていると思いました。胴体の全体的なシルエットや独特な骨盤の形状、頸椎の前の方の形など、しっかりトリケラトプスらしさが出ています。前足と後足も、ちゃんと一目で見分けがつくように作り分けられており、感触やサイズ感も良いですね」。
また、“良い意味で”難易度も高いという。「ああでもない」「こうでもない」と考えることが、遊びが学びにつながるポイントなのだろう。
そして子供の好奇心を伸ばすために、ちょっとだけ背中を押してあげよう。「どうして恐竜は大きいんだろうね」「なぜ絶滅しちゃったのかな」「この時代の地球の気候は、今と同じなのかな」「他にはどんな動物がいたんだろうね」。わが子が図鑑をめくり始めたら、さらに探求心の翼を広げてはるかな時代に旅する喜びを知ることになるだろう。
メガハウスの「解体パズル」シリーズでは、『一本買い!! 本マグロ解体パズル』『一頭買い!! 黒豚パズル』など、大人も心惹かれるようなラインナップがたくさん。この「サイエンス」シリーズも今後続々登場予定なので、コレクションも楽しめそうだ。
〈製品概要〉
・製品名:トリケラトプス復元パズル
・セット内容:部位パーツ34個(体パーツ8個、骨パーツ16個、内臓パーツ10個)、トリケラトプスデータブック(日本語、英語、簡体字、繫体字対応)1枚
・本体サイズ:W150×D50×H75㎜
・発売日2021年6月下旬
・価格:¥1,980(税込)
文:平井達也
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