
2022.05.12
何で遊ばせるかよりも「親がどう関わるか」が重要!? 非認知能力を養う4つのポイント

2025.08.29
連日大盛況の大阪万博は、子連れで楽しめるパビリオンもたくさん! 今回は、残り2ヶ月の今からでもぜひ訪れてみたい注目スポットの1つ、パナソニックパビリオンの「ノモの国」をレポートする。
「ノモの国」のテーマは、「Unlock your nature(あなたの本質を解き放とう)」。メインとなるUnlock体験エリアは4つのZONEで構成され、パナソニックグループの光・映像・音・空気に関する「空間演出」技術を駆使した、4つの没入空間で構成されている。
左上「ZONE1:カガミイケの奥深く」、右上「ZONE2:ノモの森」左下「ZONE3:古木の谷」、右下「ZONE4:大空へ」
360°全方位から五感を刺激し、行動・表情を分析する最新技術による展示体験は、1人ひとり異なる“モノの捉え方=ココロ”を多彩に映し出す。子どもたちはさまざまなココロと出会いながら、自分の感じ方の魅力に気づき、より自由に想像を広げていくきっかけとなる「Unlock体験」ができるのだ。
YouTubeチャンネル「ゆずみつといっしょ」で家族の日常を配信。メンバーは、長女として家族を支える明るくしっかり者のゆずちゃん(9歳)、甘えん坊で慎重派の長男みつくん(7歳)、家族5人暮らしの末っ子のてるくん(3歳)の3きょうだいと、パパとママの5人家族。家族の絆やリアルな育児風景、ほっこり&笑える演出で幅広い層に支持され、チャンネル登録者数31.1万人(2025年8月時点)。
>>www.youtube.com/@yuzumitsu10
パビリオンの入り口で、解説画面に真剣に見入るゆずみつファミリー。
ZONEに入る前に、プロローグで注意事項を確認し、いよいよ自分の感性の持つ可能性に出会う冒険が始まる。各ZONEでの体験は、1人ひとり異なる反応が生まれる構造になっているので、他者との比較ではなく、“それぞれの感性が正解”になるという。一体どんな体験ができるのだろうか?
ココロの持ちようで世界の見え方が変わる、ZONE1『カガミイケの奥深く』は、設置場所に合わせて最適な音質に調整する「SpaceTune™」を応用した技術や、高音質スピーカーで構成された立体音響サウンドシステム、高輝度プロジェクターなど、パナソニックグループの映像・音響・照明技術を活用したイマーシブ空間。振動や映像で五感を刺激することで、普段意識しない感覚を呼び覚ます体験ができる。
ゆず:「うわぁ〜、床から振動が伝わってくる」
みつ:「光がおどってる!」
てる:「きれいー!」
パパ:「床にも壁前面にも映像が映し出されて、高音質スピーカーによる立体音響サウンドシステムがまさにイマーシブ(没入)体験だ」
ママ:「なんだか普段意識していない感覚が呼び覚まされるって感じ」
循環する世界を表現した森で、ココロが解き放たれていくZONE2『カガミイケの奥深く』。1人1つずつ、自身のココロと感性を表す「結晶(デバイス)」を手に持ち、自由なココロで未知の世界を探求する。
パパ:「さあ、みんな。結晶デバイスを手に、自分の感性(ココロ)の赴くままに未知の世界を探索するぞー!」
全員:「おーーー!」
ゆず:「私がタッチしたら、水晶みたいな岩が光ったよ」
てる:「すごい……!」
みつ:「フシギな世界。それから面白い世界だね」
ママ:「ここが生命やエネルギーが巡る美しいノモの森ね。結晶を木とか岩にかざすと呼応して、全部がそれぞれ違った音や光を発している!」
自分らしい感性を発見し、その可能性を想像するZONE3『古木の谷』。古木をのぞき込むと、ZONE2での行動データを「感性モデル」で分析。子どもたち1人ひとりの個性や特性を反映した映像が表示され、さらに1人ひとり違った“色”や“形状”の「蝶」が生まれる。
ママ:「みんなでこの古木のディスプレイを、のぞいてみよう」
ゆず:「画面に“ここは、きみの素直なココロと可能性を映し出す場所”って書いてある。私にはどんな可能性があるんだろう?」
みつ:「あ、ボクの青い蝶が出てきた!」
てる:「カッコいい!」
パパ:「表情を解析するカメラが4台内蔵されていて、ZONE2で分析された行動データから、1人ひとりの個性がここに映し出されるんだって」。
ゆず:「蝶々が飛んでいったほうに、ものすごく大きな滝がある」
パパ:「高輝度プロジェクターを使って、滝に蝶々が映し出されているんだって」
みつ:「ボク、この滝くぐれるかなぁ……」
ママ:「さあ、勇気を出して滝の向こう側に行ってみよう!」
解き放たれた感性が、つながる世界に作用していくZONE4『大空へ』は、360°の空間に映像が映し出されるイマーシブシアター。体験者がそれぞれの結晶デバイスを指定の場所にかざし、「葉っぱ=うちわのようなデバイス」を持って風を起こすと、床面に蝶が生まれ、大空へ羽ばたきながらさまざまな音を奏でる。
パパ:「葉っぱのうちわのようなデバイスを持って、風を起こすんだ。そうすると床に蝶が生まれてくるぞ!」
みつ:「あ、ボクの蝶が生まれた! あっちに飛んでいったよ」
てる:「ボクのも!」
ゆず:「私の蝶も生まれたよ!」
ママ:「ゆず、みつ、てる。みんなの蝶々、どれもキラキラに輝いてるよ」
光や音、香り、ミストの中に映る映像など、五感に働きかける刺激が満載だった4つのUnlock体験エリア。子どもたちはそれぞれ自分の感性に響いたものに対して反応し、「私はこれが好き」「これをもっとやってみたい」と、自発的な興味を見つけ出していた。
Unlock体験終了後、結晶デバイスを指定の場所へ返すと、体験結果が反映された1人ひとりの「Unlockカード」が出てくる。カードに記載されたQRコードにアクセスすると、いつでもノモの国での体験を振り返ることができる。
そして、パナソニックグループが現在研究開発中の技術で現された、人と自然の循環を感じる展示スペース「大地」エリアへ。特に注目は、ペロブスカイト太陽電池のコーナーだ。
パパ:「ここは発電するガラスによるエネルギーの未来を描いているんだって」
ゆず:「これまで太陽電池を置けなかった場所にも設置できるガラスなんてすごいね」
みつ:「おうちや学校の窓につけたら、地球にやさしくなるね」
ママ:「光熱費が節約できて、環境にも優しいガラス。うちにも欲しいね」
全エリアでの体験を終えて、「ノモの国」総合プロデューサーの原口雄一郎さんに、ゆずみつファミリーが率直にインタビュー!
パパ:「それぞれのZONEに、どのようなテクノロジーが隠されているんですか?」
パビリオン総合プロデューサーの原口雄一郎さん(以下、原口):「テクノロジーが何かを見せたり教えたりするのではなく、体験者本人が“自分の天分”に気づくための舞台装置として設計しました。
天分というのは、生まれつきの才能、資質といったもので、創業者・松下幸之助の理念、『人それぞれに異なる天分があり、それを生かしきることが成功である』が、ノモの国の体験設計そのものに、深く根づいています。
例えば、古木に映し出される映像は、自分の感性が持つ可能性について想像をめぐらせ、子ども自身が自分の天分に“気づかせる”体験が意図されています」
パパ:「多様な特質=多様な成功のかたちを認める文化がノモの国にあるのですね」
原口:「子どもたちの感覚や興味、得意が1つではないことを“前提”にしたデザインで、ノモの国では1つの正解にたどりつく体験ではなく、感じたこと・発見したこと・動き方・選択のしかた、それらすべてに意味があるという思いが貫かれています」
ママ:「完成するまでどれくらいの人が関わったのですか?」
原口:「今回の展示には1,000人以上の社員が関わっています。もちろん普段の業務も進めながらの作業です。すでに世の中に発信されている技術に関わっている人だけでなく、裏方ながら社会貢献度の高い技術に関わる人などたくさんのメンバーが知恵を搾り合いました。パナソニックは、これまで“ひとの理解”テクノロジーを長年研究してきました。その知見が生かされているんです」
ゆず:「私の性格がどうしてわかったのですか?」
原口:「みんなが通ってきたZONE2では、7台のカメラが設置されています。みんなが手にした結晶には、無線タグ(RFID)が埋め込まれていて、それらの情報から、ゆずちゃん、みつくん、てるくんの行動を分析していたんですよ。みんなとっても楽しんでいましたね。でも、みつくんは、ちょっとだけ緊張していたかな?」
みつ:「えーっ! ボクが緊張してるかどうか、わかるの?」
原口:「わかりますよ。人の気持ちの変化をAIで読み取れるからです。表情から、楽しい? つまらない? などの感情も分析できるんです。
それに合わせて照明の明るさを調整したり、音や香りを変えたり、人に合わせて空間の“気持ちよさ”をカスタマイズして、その人に合わせて空間が変わる研究を進めています」
ゆず:「人に合わせてお部屋の空気が変わるってすごいね」
ママ:「ここを作り上げていく過程で、たくさんの子どもたちも参加したと聞きました」
原口:「私にもゆずちゃんと同じくらいの娘がおりますが、未来を担っていく子どもたちにも参画してもらいました。アニメーションのシナリオに意見をもらったり、新技術への率直な感想を聞かせてもらったり。
そういった幅広い視点と考え方を集めてようやく形になったのが、ノモの国なのです。どこが一番面白かったですか?」
ゆず:「電気を当てて光るところ!」(展示スペースにある「発電するガラス」によるエネルギーの未来、ペロブスカイト太陽電池)
みつ:「ボクは、トマトを育てているところ! バクテリアでトマトを育てると、トマトがたくさん育つんだって」(展示スペース:シアノバクテリアがCO2を吸収して生成する液体成長刺激剤「Novitek(ノビテク)」を農作物の葉っぱに吹きかけると、農作物がぐんぐん成長、農作物の収穫量やサイズがアップ。トマトは最大44%増の収穫に)
てる:「ボクはカード!」(最後にもらえるUnlockカードは、自宅でも自分の蝶の物語をWeb上で楽しめる。その場でどんな気持ちだったかを反映している体験のしるしとなり、親子で体験した思い出がずっと残る)
パパ&ママ:「子どもがやりたいと言ったことに挑戦させてあげる、というのは私たち親の仕事だと思っています。
体験を通じてUnlockする、子どもたちの感性を引き出す、という意味で、今回のパナソニックさんのテーマのUnlockと私たちの子育てテーマは一致しています。子どもたちがずっと『万博に行きたい!』と言っていたので、体験できたおかげで家族全員がUnlockされました。ありがとうございました」
2025年 日本国際博覧会 パナソニック・パビリオン『ノモの国』
>>「ノモの国」をより楽しめるアニメも全編公開中
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写真:松尾夏樹
文:脇谷美佳子
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