2021.02.26
2020.04.06
2024.07.19
映画『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット』がこの夏、7月26日(金)にいよいよ公開! ブンレッド/範道大也(はんどう・たいや)を演じる井内悠陽(いうち・はるひ)さんの素顔に迫る。
――子どもの頃から俳優を目指していたのですか?
いいえ、俳優になろうとは考えたことは一度もなかったです。人前に出るのが苦手でずっと違う人間になりたいと思っていました。
――俳優になろうと思ったきっかけは?
中学2年のとき『デスノート』を観て、夜神月を演じる窪田正孝さんの演技に衝撃を受けたんです。すぐに親に「俳優になりたい!」と伝えて。不思議ですね、演じているときが、一番自分らしくいられるんです。
――ブンブンジャーは、オーディションを受けたのですか?
はい、オーディションです。僕はまだその頃京都の実家に住んでいて、東京に向かう新幹線の中でいろんなことを考えては、緊張しまくっていました。でも、「よし、楽しもう!」とパッと気持ちを切り替えて、オーディションに臨みました。
――どのように切り替えたのですか?
緊張するドキドキの時間=演技を楽しむワクワクの時間、とフレームワークを頭の中で切り替えました。あとは「慣れ」です。場数を踏むことで、だんだん慣れていきました。
――人前が苦手だったのに、すごい変わりようですね。
はい、気づいたんです、他人はそんなに自分のことを見ていないんだって(笑)。思春期の頃は自意識過剰ですが、周りは自分のことなんて全然見ていないんですよ、ホント。だから人の目なんて気にしないで、自分らしくいることが大事です。
――ブンレッドに決まったときの心境は?
嬉しかったです。それまでWES(ワタナベエンターテイメントスクール)では演技だけでなく、歌やダンスも学んでいましたし、やめたテニスのことや子どものときに習っていた水泳、家族みんなで行ったスノーボード、すべてがブンレッドに繋がった! と感じました。当初は「芝居を学びたいのに、なんでダンス?」とイヤイヤやっていたんですが(笑)。
――ブンレッド範道大也との共通点はありますか?
彼は何事もスマートに解決し、常に勝負を有利にハンドリングして戦いながら、ピンチに陥ったら気分を爆上げるクールで熱い男です。共通しているところがあるとすると、そうですね、熱いところですかね。プロテニスプレーヤーを目指していた頃は、週に8回スクールに通っていましたから。かなり僕も熱いです!
――今回の映画で一番大変だったことはなんですか?
実は……HIKAKINさんとのかけあいです。HIKAKINさんのことはずっと大ファンでYou Tubeを見ていたので、めちゃくちゃ緊張しちゃいました。
――最後に映画の見どころを教えてください。
映画館は大スクリーンですから、テレビの画角では難しいメンバー全員が一堂に会する情景は本当に圧巻です。テレビでは味わえない映画ならではの疾走感と迫力が楽しめます。ぜひ映画館でお子さんと一緒に楽しんでください。
井内悠陽
Haruhi Iuchi
2004年7月12日生まれ。京都出身。
身長180cm。特技:アクション、ギター、テニス、ダンス。趣味:ギター・ピアノで弾き語り。2023年3月渡辺高等学院卒業。TikTokにて弾き語り投稿中。主な出演作品に、音楽劇「ピノキオ〜絵本の中の僕〜」(脚本・演出:川畑泰史/2023年)、テレビ大阪 日経スペシャル「もしものマネー道もしマネ」内ドラマ(2023年)、ABC「おはよう朝日です」内コーナー『チェック・ザ・ヒッツ』(2023年)、ABC「ビーバップ!ハイヒール」内ドラマ(2023年)
映画『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット』
出演:井内悠陽、葉山侑樹、鈴木美羽、齋藤璃佑、相馬 理、宮澤 佑、ハシヤスメ・アツコ、伊礼姫奈、HIKAKIN
配給:東映
映画「ガッチャード・ブンブンジャー」製作委員会
ⓒ石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
ⓒテレビ朝日・東映AG・東映
写真:松尾夏樹
文:脇谷美佳子
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