2023.12.27
2021.02.26
2020.02.27
アドベンチャーレースをご存知だろうか? 舞台は、世界の山、川、海、それに洞窟、ジャングル、砂漠、氷河などのあらゆる自然。チームで協力しながら、トレッキング、マウンテンバイク、パドリング、ロープアクティビティなどの多様な種目をこなしてゴールを目指す。
この過酷なアドベンチャーレースをモチーフにしつつ、家族で自然を楽しむアクティビティに仕立てたのが『ファミリーアドベンチャー』。家族でチームを構成して、与えられた種目をこなしながらポイントを重ねるレースだ。
東京から約2時間の、緑豊かな群馬県みなかみ町が開催地。四季折々の景色が楽しめ、自然の恵みを思う存分に感じることができる。
各種目とも 小学校低学年の子供がクリアできるレベルに設定されているから、アウトドアスポーツ未経験でも挑戦できる。
レースといっても、一分一秒を競うものではない。競争にすることで子供の意欲を高めるための仕掛けなのだ。競争なら、普段なら敬遠したくなる種目でも、また少しくらい疲れていても、前向きに種目に挑戦できる。
家族が一緒だから、子供が安心して種目に挑戦できる。アクティビティを通じて家族の絆を深めることもできる。そして何より、家族に素晴らしい思い出を残すことができる。
『ファミリーアドベンチャー』には、本物のアドベンチャーレースに負けないほどの魅力が詰まっている。
日本アドベンチャー協会(イーストウインドプロダクション)
TEL:0278-72-9292
〈参加料金〉
中学生以上12,000円
小学生10,000円
未就学児5,000円
『早稲田こどもフィールドサイエンス教室』は、フィールドワークに特化した野外型の理科教室だ。
教室では「自然の不思議さを実感できる感性を育むこと」を第一に考えている。名前や特徴を暗記することは目的ではない。
フレップ(年長児)クラスでは、まず自然に触れ合う体験をする。様々なところに出かけ、五感を使って自然の魅力に気づいていく。
本物の自然の中で、川の魚に触れ、昆虫を捕まえ、野鳥を観察し、動物の特徴を見つける。不思議さに触れ「どうしてだろう?」とおのずと湧き上がってくる疑問を大切にする。驚きや感動を得て、豊かな感性を育むことが探求心へとつながっていくのだ。
寒い時期に見られる「渡り鳥」を観察する。からだの重さの違いなど、スズメやカラスなど「渡り」をしない鳥との違いについて知る。
川の石の裏などに隠れている水中昆虫を探し、川の「食べる・食べられる」関係(食物連鎖)の基本を知る。
教室は1年間の会員制で、プレップ(年長児)クラスは年間5回の活動に参加する。都内に集合し、保護者と離れて1日過ごす。それだけでも子供にとっては大冒険だろう。
テーマは様々な自然の姿に幅広く触れられるように設定している。成長に合わせてクラスが変わり、複数年継続する会員が過半数を超えている。
動物園内で双眼鏡を使いながら、目の付き方や足の形を観察する。結果を整理して「なぜ、そういう形なのか」を考える。
感受性の“やわらかい”幼少期の今は、本物の自然体験をする絶好の時期だ。子供の背中を押して、世界を広げてあげよう。
早稲田こどもフィールドサイエンス教室(株式会社 早稲田大学アカデミックソリューション)
TEL:03-3203-7862
〈営業時間〉
平日10:00-17:00
※入会方法等の詳細は教室WEBサイトをご覧ください。
文:川島礼二郎
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