博物館で「レゴ®×恐竜くん」特別ワークショップ開催! 創作&学び満載の内容とは?

博物館で「レゴ®×恐竜くん」特別ワークショップ開催! 創作&学び満載の内容とは?
知育玩具として長年愛されてきたレゴ®ブロック。レゴグループは今年、創立90周年を記念してさまざまなイベントを展開中だ。10月には神奈川県立生命の星・地球博物館で恐竜をテーマにしたワークショップも開催される。

この秋はワークショップにも注目

お出かけしやすい季節がやってきた。わが子にいろいろなリアル体験をさせてあげたい今年の秋。田舎への帰省やアウトドアなど計画をしているファミリーも多いことだろう。

街中でも楽しいイベントはたくさんある。子供の興味あるテーマに沿って好奇心を育て、知識を深められるようなものにはぜひ参加したい。学びにつながる遊びの1つとして、ワークショップにも注目してみよう。昨今は音楽、科学、美術など子供向けワークショップがさまざまなテーマで開催されている。

恐竜を作って学ぼう!

7月以降、全国で開催中の「レゴ®×恐竜くん」特別ワークショップが、10/29(土)に神奈川県立生命の星・地球博物館で実施される。

講師を務める恐竜くんはサイエンスコミュニケーター、イラストレーター、恐竜展プロデューサーといった肩書を持ち、恐竜を通した科学教育の第一人者としてイベントやメディアでも活躍中だ。そんな恐竜くんと博物館、そしてレゴ社のコラボによる、小中学生対象の催しだ。

参加者はまず、特別なレゴ®ブロックを使ってモササウルス(10時~)や、ヴェロキラプトル(14時~)を組み立てる。

モササウルスは約8000万~6600万年前に存在していた海生爬虫類。温かい海から南極まで、大西洋に広く生息していたという。全長10メートル超の「海の王者」として人気だ。

ヴェロキラプトルは、約7500万~7000万年前に生きていた肉食の獣脚類。翼をもつ羽毛恐竜だったと考えられている。そんなモササウルスやヴェロキラプトルの可動モデルがブロックで作れてしまうのだ。

その後、恐竜の骨格標本や現生動物のはく製も並ぶ展示室に移動。恐竜くんと学芸員から、恐竜の進化や海の動物の体のつくりの違いについて学ぶ。モササウルスやヴェロキラプトルはどんな暮らしをしていたのだろうか。同じ海の動物でも、哺乳類と爬虫類には一体どんな違いがあるのか。また、現在の鳥たちは恐竜がどのように進化したものなのだろうか。

感動をともなうことで学びは深く

ブロックを使ったり骨格標本を見たりといった具体的な経験は、話を聞いたり本を読んだりする以上に記憶に残り、探求心を刺激してくれるだろう。それは具体的な経験は「うまく出来た!」「実物は大きいなぁ!」といった感動をともなうからだ。ワークショップの魅力はそこにある。

「レゴ®×恐竜くん」特別ワークショップは、今後も各地で追加開催が予定されている。レゴグループ90周年特別企画とあわせてチェックしたい。

おうちでも図鑑を見ながらブロックで組み立てたり、草花や虫をじっくり観察することで、小さな感動をともなう学びが可能なはず。この秋を、わが子がいろいろなものに触れられた、と思えるシーズンにしてあげてほしい。

〈イベント概要〉
・日時:2022年10月29日(土)10~12時/モササウルス、14~16時/ヴェロキラプトル
・申込締切日:2022年9月30日(金)
・定員:各回40人
・場所:神奈川県立生命の星・地球博物館
・対象:小学生~中学生まで ※小学生は保護者参加必須(保護者は1名まで)
・講師:恐竜くん、学芸員 大島光春
・費用:¥500/人(現金のみ)


文:平井達也

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