2021.05.13
2020.04.24
2022.09.10
電車や昆虫、プリンセス&ヒーローに並び、小さな子供たちを魅了するのが恐竜だ。もう実物を見ることはできないゆえに、五感で感じられる機会は限られている。しかし、デジタル技術の進化により、“恐竜と遊ぶ”ことはできるようになり、より身近に感じることが可能になった。
恐竜はカッコいいばかりではなく、生き物や地球の歴史への関心を育んでくれるはずだ。子供の好きを大切にしたあげたいパパママに、ぜひ連れて行ってあげてほしい場所がある。
「リトルプラネット」は、株式会社プレースホルダが全国で展開する次世代型テーマパーク。最新技術を使ったさまざまな未来型アトラクションが揃う。現在10ヶ所で開催中の、恐竜が主役の「夏限定スペシャルプログラム」が、好評につき9月30日(金)まで期間延長している。先端のテクノロジーはどんな遊びと学びを提供してくれるのだろうか。
「SAND PARTY!(サンドパーティ)」はARによる砂場。ここには恐竜の化石が埋まっている。子供に課せられたミッションはそれを発掘することだ。すべてのパーツを見つけた時、そこでは恐竜が復活するという。夢に満ちた宝探しに繰り出そう。
乗り物のお絵かきでカーレースができる「SKETCH RACING(スケッチレーシング)」に恐竜が参戦だ。恐竜の中でも人気のティラノサウルス。その走る速さはどのくらいだったのか、研究は未だ結論に達していない。自動車とのレースで勝つのはどちらだろうか。
ティラノサウルスに色を塗ってスキャナーで読み取ると、3Dになってスクリーンを走る! 塗る色によってティラノの走るスピードなどが変化する。
デジタル紙相撲「PAPER RIKISHI(ペーパーリキシ)」では、骨格の図から色や形を想像してオリジナルの「恐竜リキシ」を作り、戦わせることができる。無敵の横綱を作って大暴れさせよう。
海の世界でデジタルお絵かきが楽しめる「DRAW YOUR WORLD(ドローユアワールド)」。ティラノサウルスと同時期に存在したモササウルスなどが海中に現れる。海の王者の登場に、子供が描いた魚たちも逃げ回るなど、迫力満点。
※ダイバーシティ東京プラザのリトルプラネットを除く
恐竜は子供たちをはじめ、現代を生きる私たちを惹きつけてやまない。その理由としてはまず、大きくて力強い存在感だろう。そしてもう1つ、その生態から絶滅の経緯まで謎に包まれていることが挙げられる。
テクノロジーの進歩は恐竜の生態を徐々に明らかにしつつある。今また叫ばれている地球の危機も、テクノロジーと意思の力で私たちは乗り越えていかなければならない。最新のデジタル技術で恐竜に触れることで、子供たちには人間の力を信じて課題を乗り切っていく前向きな考え方も学んでほしい。
文:平井達也
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