2022.07.16
2020.03.11
2021.11.02
秋が深まり、また様々な感染症の流行に注意が必要な季節がやってきた。まず注意したいのは部屋の換気。とは言え、部屋の温度や外の音が気になり、窓の開け閉めがちょっとした家庭内のいさかいになるなんてことも。
子供にも換気や温度調節の習慣を徐々に身につけさせる必要がありそうだ。ゲーム内で楽しく窓を開け閉めするうちに、自然にわが家の換気にも気を遣うようになる、そんなコンテンツが登場している。
株式会社キッズスターが開発・提供する『ごっこランド』は、子供向けの無料社会体験アプリだ。メーカー、飲食、日本郵政やJAなど様々な企業が各々のノウハウを活かし、アプリを通して「ごっこ遊び」を展開している。そこに新たに加わったのがYKK AP株式会社による『YKK APのおうちかいてきだいさくせん!』だ。
遊び方は、窓を開け閉めする「かぜとおしパズル」と、窓に関する「クイズ! まどってなあに?」の2種類。
パズルは間取り図の上で窓やドアを適切に開けることで風を通し、快適にしていくというもの。暑い部屋で困っているオリジナルキャラクターの「猫」を助けるという使命もある。「かんたん」「ふつう」「むずかしい」の3種類の難易度ごとに8パターン・全24種類のゲームを体験できる。
クイズでは「家の中に虫が入らないようにするにはどうするか」「台風の時にモノが飛んで来たらどう防ぐか」など日常生活に起こる問題を考える。クイズを通して、窓、網戸、シャッター、カーテンなどの役割を知ることができる。遊ぶごとにクイズが変わるので、何回チャレンジしても楽しめそうだ。
アプリでのごっこ遊びを通して、家の中に当然のように存在する窓には大事な役割があることに気づくだろう。同じように、暮らしの中の様々なものに意味がある。洋服にボタンがあることにも、お箸が2本あることにも。子供にとってそれらの意味を理解していくことが学ぶと同時に育つということだ。
きっと、家の中を快適にするために親が普段何気なくしていることの意味にも気づくはず。そんな親の行動に興味を持ち、真似て自分でするようになれば自立へのささやかな第1歩だ。
文:平井達也
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