2022.07.17
2022.08.09
2023.03.23
アウトドアブランドのTHE NORTH FACEが、「生きる力」を学ぶことをテーマに全国の自然の中で開催してきた「KIDS NATURE SCHOOL」。
この春休みは、このKIDS NATURE SCHOOLが、子供の視点から「あそび」を開発してきたReframe Lab(リフレーム・ラボ)とコラボし、「恵比寿のまちで自然をみつけよう」がテーマのユニークなイベントを開催する。
恵比寿という都会の街中でも、五感を使って自然とつながることで新しい発見があるという。一体どんなワークショップなのだろうか?
『恵比寿のまちで自然をみつけよう』
ワークショップでできる特別な体験
【常設】
リユースはぎれで「感覚マップ」づくり
まずチェックしたいのは、いつでも気軽に参加できる、予約不要の常設ワークショップだ。
お店でもらえるツールキットをヒントに、恵比寿ガーデンプレイスを探検して、自然の「感触」を探してみよう。
「風はフワフワ? 土はザラザラ?」など、いろいろな感触を見つけたら、それを「リユースはぎれ」の触り心地で表現して、地図上に貼っていく。そして、触って楽しめる「感覚マップ」を作るというのがワークショップの内容だ。
リユースはぎれとは、THE NORTH FACEのさまざまな商品の製作過程で出る、素材の切れ端のこと。ふわふわ、サラサラ、がさがさ、ザラザラなど、いろいろな触感のものがある。
これまでは捨てられてしまっていたそのはぎれを、自然の感触とつなげて「感覚マップ」に生まれ変わらせるという、サステナブルかつクリエイティブな体験ができる。
【3/25】
手話通訳付の特別ワークショップを開催
3月25日(土)には、インタープリター(ガイド・通訳者)の和田夏実さんと一緒に恵比寿ガーデンプレイスを巡る、特別ワークショップ(有料)も開催。この特別ワークショップには手話通訳があり、耳の聞こえない子供・大人も参加することができる。
「どんな鳥の声がするかな?」「水はどんな形をしている?」「風になって走ってみよう!」
インタープリターと一緒に巡ることで、フィールドワークで「感覚」や「体験」がより豊かに広がっていく。また、皆で一緒にマップを作ることでさまざまな気づきが生まれるはずだ。
【4/9】
「音」で表現する特別ワークショップ
そしてイベント最終日の4月9日(日)には、「感覚マップ」の完成を手作り楽器でお祝いする特別ワークショップ(有料)が開催される。
ヴィヴァルディの代表曲「四季」の「春」には、小鳥、風、泉、春雷といった自然の様子が音で表現されている。この日の特別ワークショップでは、廃材などで自分だけの小さな楽器(バードコール)を作って、バイオリン、ビオラ、チェロによる「春」の生演奏に参加することができる。
音楽家のように、五感を音楽に置き換えて表現することを体験してみよう。
特別ワークショップは、いずれも有料で少人数・事前申し込み制なので、興味のある方はすぐに申し込みをすることがおすすめだ。
人間にとって大切な五感は、自然環境がもたらす感覚の刺激によってよりよく育つ。そのためには、「豊かな自然と関わる」ことももちろん大切だが、「自然と“豊かに”関わる」ことも大切だといわれている。
都会の中でも、感覚を研ぎ澄ませて自然を感じ取り、手触りや音で表現する体験をすることで、普段何気なく触れている身近な自然や季節の変化をもっと豊かに感じられるようになるはずだ。
新しい自然との関わり方ができる貴重なワークショップを、ぜひ親子で体験してみよう。
文:FQKids編集部
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