親子で作って長く使える、ロゴス発「本格鹿革クラフトキット」で学べる大切なこと

2023.02.27

「大切に使うこと」を
モノ作りから学んでほしい！

創作が大好きな子は、次から次へとさまざまなモノを作りあげる。作る過程は楽しく、子供にとって大切な学びになる。でも、作ったモノを大切に使うことも学んでほしい……。

それなら、しっかりとした素材で、日常的に使えるアイテムを作ってみるのはいかがだろうか。幼いうちから本物に触れることは、モノを見る目を養うことにもつながるだろう。おうちで本格的なクラフト体験ができるだけでなく、家族で長く大切に使えると話題のキットを紹介しよう。

ニホンジカのジビエ革で
簡単に作れる本格ケース

株式会社ロゴスコーポレーションが展開するアウトドアブランドの「LOGOS」からリリースされたのが、『鹿革クラフトコインパース／カードケース』だ。

素材に使われているのはニホンジカ。鹿革はレザーのカシミヤとも呼ばれる。繊維が細く、触り心地の滑らかさは革素材では一級品だ。通気性や吸湿性にも優れることから、湿気の多い日本で使うのに適している。

実はニホンジカは近年、急速に生息数が増え、樹皮を食べられた木々が枯れることで森林が衰退、そこに住む動物にも影響を与えているとされ^※、有害鳥獣としての駆除・処分が進められている。

※参考：環境省HP www.env.go.jp/nature/choju/capture/higai.html

そんなニホンジカの皮を有効活用したジビエ革が、コインパース／カードケースへあとは組み立てるだけの状態に加工されて、届けられる。

重金属であるクロムを使用しない「ノンクロムなめし」を採用することで、加工の過程でも環境にも配慮。使い込むほど風合いが増す革本来の味わいが生かされている。

キットの組み立てに専門的な工具は不要。手順通りに折りたたんでネジを通せば完成だ。大人の趣味として人気のレザークラフトだが、これなら親子でも楽しく取り組める。

コインパースはコイン以外にも、ピルケースなどとして使え、キーリングも付いているのでキーホルダーを兼ねて使うこともできる。また、カードケースは名刺が60枚入る容量。診察券やポイントカード類をまとめておくのにも役立ちそうだ。

親子で一緒に作って、お互いへのプレゼントや、家族でお揃いにするのも素敵。子供自身が手作りしたものを長く使っているうちに、きっとモノに愛着を持つ喜びを身につけてくれるだろう。

親子のモノ作りで教えられること

素材を提供してくれる自然のめぐみへの感謝やモノを作り上げる喜び、完成品を誰かに使ってもらったり、自分で長く使える幸せ……と、ジビエ革のクラフトには学びの要素がぎゅっと詰まっている。

生活の中のあらゆるモノが、自然からいただいた原料であり、多くの人の思いのこもった仕事を経て身近に届けられている。その無限にある教材から、人と人、人と自然はともに生きているという大切な営みも、子供たちに伝えることができるだろう。

〈製品概要〉
鹿革クラフトコインパース
・価格：￥2,780（税込）
・総重量：約20g
・サイズ：約W8×H5×D1.5cm
・主素材：シカ革、真鍮
・販売：ロゴス直営店、有名スポーツチェーン店・ホームセンターなど

鹿革クラフトカードケース
・価格：￥2,380（税込）
・総重量：約20g
・サイズ：約W11×H7×D1.5cm
・主素材：シカ革、真鍮
・販売：ロゴス直営店、有名スポーツチェーン店・ホームセンターなど

文：平井達也

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