2021.06.09
2022.05.24
2020.11.13
BMXは、幅広い年齢層の仲間と交流し、楽しみながらチャレンジを繰り返す事がアクティブラーニングにつながるといわれるスポーツ。今回、それをリアルに体感したのはおっとり系男子の礼惟くんとパパの大貴さんだ。この日初めてBMXに挑戦した礼惟くんは、その面白さに夢中になりパーク内を走り回った。
しかし、課題の立ちこぎに挑むとなるとなかなかコツがつかめず何度も転んでしまう。それでも先生やパパと話して試行錯誤しながら走り続けること1時間、ついに手足を伸ばしてサドルから腰を浮かすことができるように。「普段見ない積極的な姿勢に驚きました。まさか数時間の間に立ちこぎができるようになるとは!」と語るのはパパ。
「できてうれしかった。またやりたい」と照れながら話してくれた礼惟くんは、短時間で「能動的に走り」「対話で失敗を克服」して「難しい課題をクリア」を実践。遊びの中で、自然と「アクティブラーニング」の学びを身につけることができたようだ。
加藤さんファミリー
大貴パパ&礼惟君(4歳)
5月に自転車に乗れるようになったばかりの礼惟君。自転車自体久しぶりに乗るというパパと一緒にBMXに初挑戦しました。
【礼惟くんが乗ったバイクはこれ!】
CRANKER 14(ブラック・画像右)
¥26,800
ランニングバイクでバランスがとれるようになったキッズ達の次のステップに最適な、BMXエントリーモデル。
アクティブラーニングとは?
体験学習やグループワークなどを通じ、学ぶ側が能動的に課題に取り組む学習スタイル。学びのポイントは「正解」を出すことではなく、課題への「アプローチ」の仕方。自らの課題を見つけて取り組む「主体的な学び」、 他者とのコミュニケーションによって考えを広げる「対話的な学び」、気づきをもとに問題解決策を見つける「深い学び」の3つの能力が、アクティブラーニングを通じて身につくと期待されている。
主体的な学び
トリックを決めるBMXのかっこよさやファッション性は、子供の興味を引き付ける。まずは公園やスケートパークでBMXにたくさん触れることで、「楽しそう」「やりたい」という好奇心を刺激しよう。最初は普段乗っている自転車との乗り心地の違いに苦戦しても、その難しさが逆に面白さとなり、自らの意志で練習を重ねていく子供たちが多いのだ。
対話的な学び
楽しめる年齢層が幅広く、色々な人と関わる事ができるのもBMXの醍醐味。思うように乗れない時は周りの友達や大人たちと話しながら問題を解決していくという場面も、BMXではよく見られる光景だ。講義だけでは得難い「周囲との対話」を繰り返すことで、自らの考えを発見し言葉で表現する力が伸ばせる。
深い学び
BMXは恐怖心を乗り越えた時に初めてトリックが成功する。繰り返し小さな障害を乗り越えることで「できた」という成功体験となり、さらに次の課題を見つけて能動的に学んでいくきっかけになるのだ。「自由で正解がなく、少し難しい」BMXは課題が無限にあり、問題解決能力を身につけるには最適と言える。
目標は一人で「立ちこぎ」!
ムラサキパーク東京でスクール体験
STEP1 見る・知る
まずは先生のお手本をしっかり見て、身体の動かし方を知ろう。
「ボクにできるかな?」
STEP2 乗る
実際に乗ってみて技にトライ。普段の自転車との違いに苦戦し転んでしまう!
「あれれ? 失敗しちゃった…」
STEP3 失敗から学ぶ
先生やパパと相談。「もっと手を伸ばすといいよ」とお友達からアドバイスも。
「ええと、手と足をこうして…」
STEP4 再チャレンジ
めげずに再挑戦。さっきよりも車体が左右にブレなくなった!
「よし、もう一回! パパ見ててね!」
STEP5 大成功!
漕ぎ出した勢いのまま手足を伸ばして、一人で立ちこぎに成功。
「やったー! 立てたー!」
HOW TO ENJOY BMX
「バイク1台でどこでも遊び場に。
とにかく自由に親子でBMXを楽しんで!」
ムラサキパーク東京
松元さん
BMXは決まった乗り方が無く、バイク1台あればどこでも遊び場に変わる自由なスポーツです。まずは動画サイトを見たり、スケートパークへ足を運んだりしてみて、プロのBMXプレーヤーの走りやトリックを見せてあげてください。子供が「かっこいい」「やってみたい」という気持ちになったときが始め時で、実際初めて挑戦する自転車がBMXというお子さんも増えています。練習のできる公園やスケートパークへ行くことが、子供はもちろんパパママにとってもたくさんの仲間と出会うきっかけにもなります。BMXを通して家族で特別な体験を味わってください。
ムラスポ×BMX
おすすめBMXブランドはHPをCHECK!
ムラサキパーク東京
東京都足立区千住関屋町19-1アメージングスクエア
TEL:03-5284-3693
〔店舗〕平日13:00~20:00/土日祝11:00~20:00
〔パーク滑走〕平日13:00~20:00/土日祝13:00~20:00 ※短縮営業時間
写真:渡邊眞朗 文:松永敦子
FQ Kids VOL.04(2020年秋号)より転載
Sponsored by 株式会社ムラサキスポーツ
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