2022.03.12
2021.07.20
2022.05.20
おこづかいをはじめとした子供へのお金の教育。あなたはわが子に、お金について何を教えていきたいだろうか。金銭感覚やしつけの要素はもちろん、お金は仕事などの対価として得るものという認識も持ってほしい。そのためにお手伝いによるお駄賃ルールを採用しているパパママも多いことだろう。
一方でスマホなどによるキャッシュレス決済の様子を日常的に見るようになった。子供の目に、お金がスマホの中に無尽蔵にあるように映ってしまっては危険だ。スマホを活用しつつ、わが子にお金とは何かを理解させられる、おすすめのサービスが始まった。
株式会社ネストエッグが運営する貯金アプリ『finbee(フィンビー)』では、キャッシュレス時代の子供の金融教育のきっかけに活用できる、小銭を使わずに貯金を管理するための「こどものおこづかい貯金」のパッケージ提供を開始した。
『finbee』はパパママの貯金を、住宅購入、旅行など目的別に状況を見える化していくもの。そこに今回、「こどものおこづかい貯金」の機能が加わったのだ。
特に便利なのは、子供とのルール、例えば「食器を洗ったら30円」「洗濯物をたたんだら50円」などを設定しておけば、アプリ内で貯金してくれるところだ。そのため小銭を都度用意する必要がない。
子供がお金を使いたい時は、「貯金取り崩し」で必要額をパパママの口座に戻してから、好きな支払手段で決済すれば良い。これなら無駄遣い防止にもなるはずだ。
入金と取り崩しの履歴はタイムラインに表示される。画面を見せるだけで、わが子がお手伝いをどのくらい頑張ったか、それをどう使ったかを振り返らせることができる。子供は「もっとお手伝いを頑張らなきゃ」「あれを買うためにはあと少し」といった気づきを得られるだろう。これがキャッシュレス時代に対応しつつ、お金の価値を学べる『finbee』の魅力だ。
「おこづかい貯金」のリリースに先だって、子供を持つfinbeeユーザーに「子供のお金・金融教育に関する調査」が行われた。半分以上のパパママが「キャッシュレスが主流になり、子供にお金の価値を教えることに難しさを感じる」と回答した。
Q.キャッシュレスが主流になり、子供にお金の価値を伝えることに難しさを感じるか?(n=987)
一方で、子供には「キャッシュレス前提でお金に慣れてほしい」と考える親が多かった。
Q.子供には、キャッシュレス前提でお金に慣れてほしいか?(n=987)
そして「お金について学んだり、身につけてほしいこと」としては「お金を稼ぐことの大変さ」が最多、「ほしいもの・やりたいことのために貯金すること」「有意義なお金の使い方」が続いた。
Q.(金融教育をしている、したい親が回答)子供には、お金についてどのようなことを学んだり、身につけてほしいか?(n=873)
お金を得るためには努力が必要であること、お金は大切に使うべきであること。そんなまっとうな感覚を養ってほしいと、パパママたちは願っているのだ。
もし、ほしいオモチャの価格を調べて、購入を目標にお手伝い貯金に挑んだならば、わが子はお金を貯めることの大変さに気づくだろう。親として、お手伝いのクオリティーにもこだわりたいところだが、まずは楽しく取り組むことができるよう、見守ってあげよう。
生活していけるだけのお金を稼ぐことがどれだけ大変か、大人は知っている。親はわが子にその力をつけてあげなければならない。お金がどんなものなのか教えることも親としてできることの1つだ。やがてわが子は「自分はどうやって将来食べていこうか」と考え始めるだろう。それは大きな成長の証だ。
〈調査概要〉
「子供のお金・金融教育に関する調査」
・調査手法:インターネット調査
・実施時期:2022年3月31日~4月3日
・対象者:19歳以下の子供を持つ『finbee』ユーザー987名
文:平井達也
編集部のオススメ記事
連載記事