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2020.04.10
4月より、小学校におけるプログラミング教育必修化がスタートしている。日本では未だ理系分野における女性の割合が少ないが、子供の頃から科学に触れる機会が増えれば、ジェンダーに関わらず職業選択の幅が広がるのではないか。
そんな思いのもと、講談社が運営する理系女性応援サービス「Rikejo」と、STEM教育のプロたちが参加しているのが、「Rikejo STEM Lab.」だ。このプロジェクトでは、科学の楽しさや、サイエンストイの魅力発信、子供たちに向けたイベントプロデュースを通して、「科学って、おもしろい!」そんな気づきやきっかけを作る活動をしている。
2月15日、「Rikejo STEM Lab.」がファシリテーターを務めるサイエンス・ワークショップが開催された。企画を立案したのは、お世話人形『ぽぽちゃん』で有名な玩具メーカー・ピープルだ。実はサイエンストイにも力を入れており、今回のワークショップでは、同社の「ハピエンスシリーズ」が大いに活用された。一体どんなワークショップになったのだろう?
さっそくワークショップスタート!
アイスブレイクは「プログラミングダンス」。踊ることでみんなの緊張が解かれ、これから学ぶプログラミングに親近感が増していく。
続いて「人間プログラミング」がスタート。ハピエンスシリーズの『あっちこっち! ロジコ』をもとに、「ロジコワープボード」に見立てた大きなマップ上にいるロジコ役に子供たちが指示を出す(=プログラミング)。マップ上に置かれたアイテムを拾い集めてミッションをクリアするワークショップだ。
今回のミッションは「パーティの準備をしよう!」。6人ずつのチームに分かれて、テーブルクロス、ケーキ、レシピ検索用のタブレット、カップ、ティアラなど、どんな順番でアイテムを集めていくのがよいか、プログラミングの作戦を立てる。チームごとにさまざまなアイデアが見られた。
続いては「Rikejo STEM Lab.」メンバーが、ハピエンスシリーズ『マジカル・ピアノ』でショーを披露。テーマは「電気が流れるしくみ」。身近なフルーツやお菓子などを使ったデモンストレーションに子供達も夢中! 最後は「人間には電気が流れるのか?」の実験で、子供たちは手を繋いでマジカル・ピアノの音を出すことに成功した。
ワークショップ終了後、子供たちは「ハピエンスシリーズ」を自由に体験し楽しんでいた。「ハピエンス」は、『あっちこっち! ロジコ』『マジカル・ピアノ』に加え、『アニメライト』『ぬりぬりコスモ』の4つをラインナップ。それぞれプログラミング、電気回路、光学、太陽系をメインテーマにしている。
「科学のおもしろさ」を身近に感じられるサイエンストイで遊ぶことで、子供の将来の選択肢が広がっていきそうだ。
Text:平井達也
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