【最新調査】子どもの非認知能力を高める関わり方とは? 保護者向け講座も登場

【最新調査】子どもの非認知能力を高める関わり方とは? 保護者向け講座も登場
子どもの非認知能力を伸ばすには、どんな関わり方が大切なのだろうか? 参考となる最新調査をご紹介。また、「子どもの非認知能力を育みたい!」という保護者の家庭での実践を想定した本格講座にも注目だ。

最新調査からわかる
発達プロセスと保護者の関わり

Q. 日頃、お子様との生活の中で、どれくらいしていますか。ふだんのお子様とのかかわりについて、どれくらいあてはまりますか。
回答者:2012年に年少児の子どもを持つ保護者(分析対象者数:年少児保護者1905名、年中児保護者1460名、年長児保護者1074名)



調査引用:ベネッセ教育総合研究所 幼児期から中学生の家庭教育調査・縦断調査 ダイジェスト版(2023年9月)より

ベネッセ教育総合研究所が、幼児期から中学1年までの縦断調査データから、発達プロセスと保護者の関わりを明らかにした。

この調査では、年長児期の保護者の「意欲の尊重」を3群に分け、子どもの「がんばる力」と「言葉スキル」の得点を見たところ、保護者による「子どもの意欲を尊重する」比率が高い群ほど、子どもの「がんばる力」得点および「言葉スキル」得点が高い傾向がみられた。

「がんばる力」は非認知能力、「言葉スキル」は認知能力だが、どちらも「意欲の尊重」が影響を与えていることがわかった。

具体的には「子どもがやりたいことを尊重し支援している」「どんなことでも、まず子どもの気持ちを受け止めるようにしている」「子どもが自分でやろうとしているとき、手を出さずに最後までやらせるようにしている」など。

ぜひ子どもとの関わり方の参考にしてみよう。

編集部PICK UP!

非認知能力パートナー養成講座

「子どもの非認知能力を育みたい!」という方に向けた本格的な講座が登場した。

主催は、老舗制服メーカー「カンコー学生服」が「生きる力を育むひとづくり」を目指して立ち上げた新会社、カンコーマナボネクト。これまで一般の幅広い方向けの講座を行っていたが、大好評につき、家庭での実践を想定した保護者向け講座が新設された。

講座内容は非認知能力研究の第一人者、中山芳一先生が監修。ステップに沿って非認知能力の育て方の基礎から実践まで学べる。



生活や遊び、習い事を通じて、保護者が子どもたちの非認知能力を伸ばすための実践的なメソッドを、講師の解説やワークを通じて学ぶ。

こんな方におすすめ!

子育て・教育に難しさを感じていて、ヒントが欲しい
子どもの個性・特性を伸ばしていく声かけ・接し方が知りたい
学力だけでなく非認知能力を伸ばすための方法を学びたい

受講はオンライン又はオンデマンドで、子育て中でも参加しやすい。開講情報はHPまたは公式インスタグラムで随時更新されるので、チェックしてみよう。

\「非認知能力を育むための視点」なども公開中/

問い合わせ

カンコーマナボネクト


文:FQ Kids編集部

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